▲約3年ぶりの元の姿に
清水寺の工事は2020年2月で無事終了
こんにちは。
今回は清水寺の工事状況について記事にしました。
清水寺は2020年3月まで本堂の屋根の張替え工事が行われる予定でした。
そして2020年2月に無事に工事は完了しました!
今までずっと建物が工事用の幕で覆われていたので、元の姿が逆に新鮮ですね。笑
①2020年2月で無事完了
②約3年ぶりに元の姿に
③でも2020年夏頃から今度は清水の舞台が修理予定
▲修理完了後の清水の舞台(2020年3月)
▲修理中の頃の本堂
工事用の幕と柱が全て撤去済み。工事中の景色が嘘みたい
修理中はどう工夫しても工事用の幕が写真に入り込んでしまいました。
工場用の幕に覆われた清水寺の写真を旅行後に友達に見せると、多くの人がせっかくの旅行で残念だったねと、気の毒そうな感じです。
せっかく遠くから京都へ来たのに。。。
もし清水寺が工事中であることを知らずに幕で覆われた本堂を見たら、余計にショックだと思います。
でも。
もう大丈夫!
2020年3月からは元の姿になりました。
▲今は工事用の柱は撤去済み
▲工事用の柱だらけだった本堂
3年ぶりの姿に逆に違和感。。。笑
もう清水寺の舞台で記念写真も撮れるし、順番を気にせずに景色を楽しめます。
京都タワーも綺麗に見ることができます。
工事中の清水の舞台には工事用の柱が設置されており、舞台の上は通常よりも限られたスペースしか残されていなかった。
だけどこれからは悲しい思いはしなくてOK!
▲清水の舞台から音羽の滝を見下ろす
いつでも観光客で大混雑
清水寺には日本人よりも外国人観光客のほうが多いので、言葉も通じなければ、空気を読んでくれることもないです。
綺麗な写真が撮れる場所の取り合い合戦状態です。
清水寺の最大の見所である本堂と舞台は工事中と言えども大混雑だったけど。
これからは容赦なく混雑するだろう。
▲これからはこれが当たり前の光景
▲工事中の頃 同じ場所と思えない
奥の院から思う存分に写真撮影できる
拝観経路に沿って本堂を過ぎると、奥の院という場所があります。
奥の院の前も写真スポットとなっており、正面に京都市街地、右手に本堂と清水の舞台を撮影することができます。
テレビや雑誌、SNSで見る清水寺の写真の多くは奥の院から撮影されています。
よく見る景色を自分でも撮影できます。
▲三重塔から仁王門を眺める
京都を代表する観光名所だけはある
工事用の幕で覆われている本堂を見ると残念な気持ちになりますが、それでも京都に来たという実感と満足感は他の観光名所に負けないものだと思います。
金閣寺や銀閣寺、千本鳥居で有名な伏見稲荷大社など京都には多くの観光名所がありますが、清水寺は山の上に建っていることから景色も良いし、本堂も大きくてスケールの大きさは一番です。
写真を撮りたい人には不満かもしれませんが、もしも初めて京都を訪れるのなら、工事中であっても清水寺は行って良かったと思います。
▲奥の院から三重塔
何の工事をしてたのか?
本堂では屋根の取り換え工事をしています。
一般的な住宅の屋根で使われる瓦でしたら、一年も掛からずに工事は終了しますが。
清水寺の屋根は檜皮葺(ひわだぶき)と言われる方法で作られており、手間暇がかかります。
檜皮葺きとは檜(ヒノキ)の樹皮を重ねた工法で、神社やお寺などに使われる屋根で、日本文化を象徴する屋根です。
▲仁王門前
工事のおかげで檜皮葺きという言葉を初めて知った。
建築技術が発展した現代において、近代的な建物よりも大昔から続く日本伝統の屋根を造ったり修理したりするほうが手間がかかるなんて不思議です。
それだけ手間をかけて清水寺を昔の人達が建てたということ。
ヒノキの樹皮という自然の材料を昔の人達のほうが上手く使いこなせていたのだろうか。
大昔よりも科学や医療技術などが発展している現代ですが、昔の人達のほうが優れていたこともたくさんあるのかもしれない。
清水寺へのアクセス方法
京都駅から清水寺へはバスで行くのが簡単です。
京都駅前は大きなバスターミナルになっており、行きたい観光名所行きのバスに乗るだけで目的地に辿り着くことができます。
(京都駅から清水道駅まで5駅。乗車時間15分。乗車賃:230円)
また清水寺前に到着したらバスの運転手さんが清水寺に行きたい人はここで降りて下さいとアナウンスしてくれるので乗り過ごすこともないと思います。
ただし清水寺は山の上にあることから、最寄りのバス停から約20分ほど歩く必要がありますので、歩きやすい靴を履いて旅行に向かいましょう。