▲さか井の鱧刺身
京都で一番美味しい鱧寿司を食べるならさか井
こんにちは。
今回は寿司屋さんの「さか井」へ行ってきました。
さか井は錦市場の西の端にある寿司屋さん。
さか井を紹介するのは今回で2回目になります。
前回は鯖寿司が美味しいことを記事にしましたが、今回は鱧寿司も美味し過ぎることを知って頂きたく記事にしました。
①必ず鱧が好きになる
②スーパーで売ってる鱧寿司が同じ鱧とは思えない
③鱧>鰻>穴子の順番で好きになりました。

▲さか井の外観 失礼ながら美味しそうなお店の見た目ではない。
鱧に対する評価が激変する
さて。
世の中に鱧(はも)が好き!鱧が美味しい!と心の底から思う人は少ないと思います。
鱧と言えば小骨も多くて、何が美味しいのか理解できんという人がたくさんいるはずです。
私もさか井で鱧を食べる前はそう思っていました。
でも。
そんな人には是非!さか井で鱧を食べて欲しい!
「鱧ってこんなにも美味しい魚だったの!?」と衝撃を受けること間違いなし。
さか井で鱧を食べたら、鰻や穴子よりも鱧のほうが美味しいかも!?と思いました。
▲鱧さし
鱧の刺身はさか井だけ
さか井では夏限定でメニューに鱧寿司が並びます。
でも鱧寿司を注文するではなく、裏メニューの「鱧のフルコース」を注文します。
この鱧のフルコースは一人7,000円必要ですが、通常の鱧寿司に加えて鱧の刺身と鱧の白焼き、鱧のお吸い物がつきます。
そして私が特に美味しいと言いたいのが「鱧の刺身」です。
皮部分を少し炙りまして、これが本当に美味しいのです。
鱧の身には脂ものっていて味も美味しい。
小骨を全く感じません
この記事を書きながら思い出すだけでもヨダレがでちゃう。(^^♪

▲鱧寿司(白焼き味)
鱧寿司は白焼きとタレ味がある
鱧の刺身が食べられるのはさか井だけ、隣の席にいた常連風のおじさんが言ってました。笑
また店主さんは他のお店だったら一人1万円以上はするレベルのものを提供していると自信に満ちた顔で仰っていました。
刺身の後には白焼きと鱧寿司が続きます。
白焼きは塩で焼いて頂いたもので、これも脂がのっていて美味しい。
鱧ってコクのある脂のある魚だったんですね。旨みも凄い。
次から鱧寿司が続きまして、最初に白焼きバージョン。
スーパーで売っている鱧寿司は梅のすり身がのっていることが多いですが、さか井ではワサビで頂きます。
はい。美味しい。

▲鱧寿司タレ味
スーパーで売ってるのとは別物
白焼きの次はタレバージョンが続きます。
鱧寿司と言えばこの姿です。
今まで食べたことのあるスーパーの鯖寿司とは全く違う美味しさです。
ふわふらの身とふっくらしたシャリが素晴らしい。
さか井さんはシャリも美味しい。
もうお腹一杯ですが、最後に鱧のお吸い物でシメます。

▲骨切りは手間がかかる
鱧を美味しく食べるために
鱧と言えば小骨だらけの身が特徴的な魚です。
さか井では骨切りと呼ばれる、骨を丁寧に切る工程をしっかりと実施します。
鱧はこの骨切りをしないと食べた時に小骨だらけになってしまいます。
でも骨切りは手間のかかる作業で大変。
手間がかかるので、しっかり骨切りができる職人さんも年々減っているそうです。
鱧がメニューに並ぶ時期にさか井に行くと、シャリシャリシャリと店主さんが鱧の小骨を丁寧に切る音が聞こえてきます。
骨切りをする店主さんの姿が目に焼き付きました。
いつも美味しい鱧を食べさせてくれて本当にありがとうございます。


▲白焼き(すいません。食べかけです)
鱧の美味しい季節
鱧のフルコースは裏メニューらしいので、初めてさか井に行った人がいきなり鱧のフルコースを注文すると、そんなメニューはありませんと冷たく断られる可能性があります。
なので。
知り合いに鱧の刺身を頂けるメニューがあると聞いて伺いました。。。と注文したほうが良いかもしれません。
それから鱧が美味しいのは祇園祭が行われる7月中旬と店主さんが仰っています。
梅雨に川から流れてくる大量の水によって、鱧は美味しくなるそうです。
店頭には6月くらいから鱧が出てくると思いますが、梅雨が明けるのを待ってから、鱧が美味しくなるのを待ってから鱧を食べにいきましょう。
さか井へのアクセス方法
さか井は烏丸四条交差点から徒歩3分ほどで行けます。
京都駅から地下鉄に乗り四条駅で降りたら、交差点を東へ進みましょう。
百貨店の大丸京都店とAppleストア京都店の間の道を北へ進むと錦市場がありますので、錦市場の入口の前についたらその向かい側にさか井はあります。
(京都駅から四条駅まで乗車時間:3分 乗車賃:210円)