▲千本玉壽軒の店構え
千本玉壽軒の和菓子はどれも美味しく美しい
こんにちは。
今回は千本玉壽軒に行ってきました。
千本玉壽軒(せんぼん たまじゅけん)は和菓子屋さん。
名前が示す通り、お店は千本今出川交差点の近くにあります。
他県にお住まいの方であれば、学問の神様で有名な北野天満宮を観光した際にお店まで足を伸ばすことをオススメします。
さっそく千本玉壽軒の感想をいうと。
「どの和菓子も結構なレベルで美味しい」
「でも。なにか物足りない。なんだろう。。。」
と思いました。
▲店内
毎月新しい和菓子がメニューに登場
私は千本玉壽軒で上生菓子を3つ購入しました。
それぞれに素敵な名前がついていて、見た目も綺麗で選ぶ時はワクワクしました。
でも買おうと思っていた商品が売り切れだったので、少し残念。
私がお店に訪れたのは土曜日の午後3時頃でしたので、この記事をお読みの方は早めに来店して下さい。
人気の和菓子ほど午前中で売り切れになってしまうそうです。
▲よひら
1つ目:よひら
うっすらとピンク色をしたその名も「よひら」
名前の意味は知らなくても、美味しければ良いのです。笑
中は白こしあん。
最初の一口を食べた瞬間は幸せでした。
見た目だけでも柔らかさが伝わってきます。
食べてみたら予想通りの柔らかさで笑みがこぼれちゃいました。
▲河原撫子
2つ目:河原撫子
こちらも見た目の美しさだけで買ってしまいました。
食べ物であることを忘れてしまいます。
私は普段は和菓子を全く食べなくて、食べるとしてもスーパーとかで売っている花見団子やおはぎくらいです。
そんな私にとって河原撫子は美しすぎる。笑
ただのピンク色じゃなくて、グラデーションになっています!
こんな和菓子を食べたことがなかったので凄く嬉しい気持ちになれました。
▲緑涼
3つ目:緑涼
こちらは水羊羹。
でも桜餅みたいに葉が水羊羹に巻かれていて、見た目のインパクトがスゴイ。
私は羊羹が苦手なのですが、どんな味なのか知りたくて買ってしまいました。笑
今回買った和菓子の中では一番美味しかったです。
羊羹よりも水羊羹は食べやすく、気持ちも爽やかになりました。
普通の羊羹は口の中がベトベトになってしまう感じが苦手で、ズッシリと体に残る甘さが嫌いでした。
でも水羊羹はツルっとした食感でゼリーみたいに食べることができて、私にとっては新鮮でした。
▲嵯峨野
4つ目:嵯峨野
こちらは中がこしあんになっており、名古屋のお菓子として知られる「なごやん」みたいなお菓子でした。
なごやんを知っている方は限られてくると思いますけど。笑
▲店構え
何かが物足りない。
全体的に美味しくて満足しましたが、何か物足りなさを感じました。
なんと言うか、美味しいし、綺麗だけど、なんか惜しい感じがする。
そんな印象を受けました。
他県に住んでいる素人の分際で。
とお叱りを受けることを承知で感想を言います。
千本玉壽軒に来るまでに私は京都の和菓子屋さんを約20軒ほど訪れました。
京都には歴史のある老舗がたくさんあり、中には平安時代から千年続いているお店もあったりします。
創業約70年の千本玉壽軒さんは、あくまで京都の中では歴史は浅いほうになります。
美味しいか不味いかは別として、歴史ある老舗には味にも見た目にも確固たる芯のようなものを感じます。
すごく感覚的な感想で申し訳ありませんが、千本玉壽軒さんにはそれがない気がします。
生意気言って申し訳ありません。
でも千本玉壽軒さんの和菓子はどれも綺麗ですし、季節毎にメニューも代わるので常に新しい和菓子を食べることができます。
もしお店が京都でなければ、凄い人気店になっていると思います。
千本玉壽軒へのアクセス方法
お店は千本今出川交差点から北へ徒歩1分で到着できます。
北野天満宮の前を走る今出川通りを東へ徒歩10分あれば到着できると思います。
なので京都駅から北野天満宮行きのバスに乗って北野天満宮前で降りて、北野天満宮に参拝した後に歩いてお店に行きましょう。