▲とらや亥の子餅
京都の亥の子餅|無病息災と子孫繫栄を祈って
今回は京都の亥の子餅特集。
11月になると京都の和菓子屋さんで亥の子餅が登場♪
好きな順でご紹介します♪
①老松
②塩芳軒
③仙太郎
④虎屋
⑤鶴屋吉信
⑥鍵甚
⑦千本玉壽軒
▲老松
▲亥の子餅
老松
上七軒にお店を構える老松さん。
どの和菓子を頂いても美味しい大好きなお店です。
老松さんの亥の子餅は栗が入っているのが特徴♪
柔らかな餅生地で栗とつぶ餡を包んだ一品。
見た目も美しくて美味しいです。
▲塩芳軒
▲亥の子餅
塩芳軒
塩芳軒さんも京都を代表する和菓子さん。
塩芳軒さんはマシュマロみたいな食感の羽二重餅が看板商品。
亥の子餅にも羽二重餅を使用してマシュマロみたいな食感です♪
とける食感はいつ食べても美味しい。
さすが塩芳軒さんと唸る一品です。
▲仙太郎本店
▲亥の子餅
仙太郎
デパ地下でいつも行列の仙太郎さん。
何を買っても十分に美味しい和菓子屋さん。
しかも他店に比べて少し安い♪
しっとりとして。
めっちゃ柔らかい。
そして口の中で溶けていく。。。
仙太郎と言えば、おはぎが看板商品ですが。
亥の子餅が美味し過ぎて驚きました。
▲とらや京都店
▲亥の子餅
虎屋
和菓子屋さんの王様である虎屋さん。
きな粉たっぷりの亥の子餅です♪
ごま、干し柿が混ぜ込まれたお餅も美味しいだけでなく。
姿も美しいです。
完璧な楕円形を保っています。
▲鶴屋吉信
▲亥の子餅
鶴屋吉信
京都の和菓子界の大企業こと鶴屋吉信さん。
京都だけでなく全国のデパ地下にも出店されています。
鶴屋吉信さんの亥の子餅は胡麻の味がしっかりめ。
胡麻の香ばしさを他店の亥の子餅より強く感じます。
胡麻アイスクリーム的な甘くて美味しいです♪
▲かぎ甚
▲亥の子餅
かぎ甚
かぎ甚さんの亥の子餅は柿が入ってるが特徴♪
柿のジューシーさを感じる一品です。
他にも栗と銀杏も入ってます。
他店にはないゴロゴロ食感が良きです。
▲千本玉壽軒
▲亥の子餅
千本玉壽軒
千本通と今出川通の交差点にお店を構える千本玉壽軒さん。
和菓子の見た目が綺麗な和菓子が多く。
インスタグラムの公式アカウントは見ていて楽しいお店。
亥の子は羽二重餅でつぶ餡を包んでいます。
黒胡麻の香りも◎
つぶ餡なのが珍しい一品です。
▲とらや
亥の子餅の由来
紫式部の源氏物語にも亥の子餅は登場する歴史あるお餅。
旧暦の亥の月の亥の日、亥の時に食べる習わしのある和菓子。
新暦では11月上旬になると和菓子屋さんに並びます。
無病息災、子孫繫栄を祈って食べるが吉。
イノシシがたくさんの子供を産むことから亥の子を模した見た目です。
編集後記
京都で暮らしていますと。
ある時期限定で和菓子屋さんに並ぶ和菓子がいくつかありまして。
亥の子餅もその1つ。
10月末から11月上旬に各和菓子屋さんに登場する亥の子餅。
6月に水無月を食べて約半年間の無病息災を祈り、
11月に亥の子餅を食べて残り半年も無病息災を祈ります。
甘いもの食べて何が無病息災やねんって少し思いますが。
和菓子は大丈夫なんです。笑
各お店によって個性があり、老松さんは栗入りが嬉しい◎
鶴屋吉信さんは黒胡麻の風味がしっかりしてて美味しいです。
新しく別のお店の亥の子餅を食べ次第に記事更新します。