▲実相院のパンフレット写真。
京都実相院の床みどり床もみじは写真撮影禁止。
今回は実相院に行ってきました。
京都岩倉にある実相院(じっそういん)は床みどり・床もみじで有名なお寺。
でも写真撮影禁止です!
①写真撮影禁止!
②床もみじ&床みどり◎
③写真目的の方は他スポットへ
▲実相院の山門
床もみじ・床みどり限定で写真撮影禁止
多くの方にとって実相院に行く目的であろう床もみじ・床みどり。
床もみじとは、床に鮮やかな紅葉が反射した状態のこと、
床みどりとは、床に鮮やかな木々の緑が反射した状態を表した言葉です。
実相院の唯一の見所である床もみじ。
残念ながら写真撮影禁止です!
床みどり・床もみじを鑑賞できる部屋以外は写真撮影OKでも。
皆様にとって重要な床みどり・床もみじは写真撮影禁止。
こっそりカメラを向けるとすぐさま「写真撮影はお断りさせて頂いています!」と係の人に制止されてしまいます。
※カメラを構えたのは私ではなく、他の観光客の方です。
▲庭園
京都駅から約1時間かけても写真撮影禁止。
京都に来るだけでも時間とお金がかかるだけでなく。
京都駅から実相院まで地下鉄とバスを乗り継いで約1時間もかかったのに。
床もみじ・床みどりは写真撮影禁止。
こればかりは仕方が無い。
確かに床みどり・床もみじを鑑賞する部屋は広くない。
この狭い部屋の中で観光客が一斉にカメラのシャッター音を出し続ける光景を想像すると、それはそれで怒りがこみ上げてきそうです。
▲庭園
写真撮影禁止だからこそ得られるもの
床みどり・床もみじを見ることができる部屋は、反射が綺麗になるように薄暗くしてあり、とても静かな雰囲気に包まれています。
私が訪れた時は観光客は2,3人しかいなかったので、とても静かな時間を過ごすことができました。
私は会社員として忙しく毎日を過ごしていますが、実相院の床みどりを静かに眺めているとなんだか心が洗われるような気持ちになりました。
実相院のある岩倉は京都都心から離れており、車が走る音も聞こえてこない。
近くの山や森の木々が風で揺れる音、鳥の鳴く声がはっきりと聞こえてくるのですが、こんな自然の音をしばらく聞いたことなかったなと思いました。
▲瑠璃光院で撮影した机みどり
たまには心で写真撮影を
禅寺では座禅を組んで自ら静寂な時間を作りますが、ここ実相院では目の前の美しい光景を見ることで気づけば自然と心の静寂に包まれている。
美しい光景を見ながら頭の中が空っぽになっていきました。
もしかして実相院が写真撮影禁止にしているのは、見る人に私と同じように美しい光景を見ながら日々の自分を見直してもらおうという意図があるのかも!?
なんて考え過ぎですかね。。。
写真撮影禁止は残念でしたが、私個人的には逆に良かったのかなと思える時間を過ごすことができました。
あぁ。やっぱり腹が立つ。
実相院へのアクセス方法
京都駅から実相院へは地下鉄とバスを利用して向かいます。
京都駅から地下鉄の烏丸線で終点の国際会館駅まで行き、そこからバスで岩倉実相院駅行きに乗って岩倉実相院駅で下車。
京都駅から国際会館までは乗車時間20分。乗車賃:290円
国際会館駅から岩倉実相駅までは乗車賃:170円