京都暮らしコラム

京都暮らしコラム|人生で最大の決断をした日

京都暮らしコラム人生最大の決断をした日

名古屋のテレビ塔
▲名古屋のテレビ塔

京都暮らしコラム|人生最大の決断をした日のこと

今回は人生で最大の決断をした日のことについて。

京都移住することを決めてから
勤務先の上司に退職の意思を伝えた日。

あの時は声が震えていた…

夏の鴨川
▲鴨川

声を震わせながら「会社を辞めようと思っています」

京都に住みたいな…そう思い始めた頃から約6年後のある日。

今日こそ会社を辞めるんだ!」と今まで何回も決心してきたけど…結局は辞めることはできずに自分を責める日々を送っていました。

なぜあの日だったのかは自分でもよくわからないのですが、あの日は今までの空振りが嘘のように実際に行動を起こしました。

出社してから上司の予定を確認して会議室を予約し、上司に相談したいことがあるとお願いしてアポを取ったのだ。

そして定時間近に上司と会議室に入り「会社を辞めようと思っています」と声は震えてるけど、開口一番サラッと打ち明けることができました。

今までの悩んでいた6年間は一体なんだったのだろうか。なぜあの日だったのかは今でもわかりません。

清水寺の本堂と紅葉
▲清水寺

2018年4月に私は京都移住しました

私は2018年4月に京都移住しました。京都に住みたいと夢見てから約6年間ほど悩んだ末に念願の京都移住を叶えることができました。

移住した今となって思うことは「もっと早く移住すれば良かった」「難しく考え過ぎた」「移住がこんなに簡単だとは思わなかった」です。笑

私が京都移住したいと思った理由を簡潔に言うと「京都が好きになったから」の一言に尽きます。

詳しい経緯などは別記事「京都移住した理由」に詳しく書きましたので、移住に興味ある人は読んでみて下さい。

京都詩仙堂の新緑の庭園
▲詩仙堂

初めての大阪暮らしで京都通い

新卒で入社した勤務先の配属先が大阪だった時に、京都が好きになって週末や連休に京都へ行く楽しい生活を送っていました。

その頃から京都に住みたいと思い始めていましたが、当時は週末に電車で気軽に行ける環境で十分でした。

ところが社会人4年目くらいに愛知県に転勤することになります。愛知県から京都も日帰りで行ける距離ではありますが、大阪時代のように毎週末に京都へ行くのは難しかったです。

京都から離れてしまったことで、真剣に京都移住を考えるようになりました。しかし京都移住するなら勤務先を辞める必要があったので、なかなか決断することができませんでした。

貴船神社灯篭
▲貴船神社

そんな簡単に会社を辞められない

私は就職活動で苦労したこともあり、転職活動も苦労するだろうと大きな不安を抱いていました。

それに勤務先はいわゆる大企業で給料も比較的高いこともありまして、その高待遇を捨ててまで京都移住することなのか?と悩んでいました。

勤務先の同僚や友達、両親にもそれとなく相談してみましたが、賛成してくれる人はいませんでした。だから結局は会社を辞めることはできずに、モヤモヤした気持ちを抱えたまま仕事を続けていたのです。

京都移住計画本
▲京都移住計画

京都移住計画という心の支え

京都移住したい夢を誰にも共感して貰えない中で唯一の心の支えが「京都移住計画」さんでした。

京都移住を考えている人は皆さまご存知の存在かと思いますが、京都移住計画の公式サイトを通勤時間や、仕事の合間、休みの日とかに読んでは「私も絶対に京都移住するんだ!」と心の支えにしていました。

祇王寺の苔庭と紅葉
▲祇王寺

突然やってきた会社辞める決断

京都移住は絶対にする。
それは私の中での決定事項。

あとはいつ移住するか?
いつ会社を辞めるのか?

あとは私の決断を待つだけという状態の日々。そしてその日は突然にやって来ました。

休みの日にコメダ珈琲(名古屋で有名な喫茶店チェーン)で歴史小説や京都本を読みながらダラダラ過ごしていたら、急に「月曜日に会社辞めようかな」ふと思い付いたのです。

出社したら上司の予定を確認して、会議室も予約してから上司にアポを取ろう。あんまり人に知られたくないから時間は夜が良いな。定時前後で上司が開いてる時間にしようと具体的に計画を立てました。

そして翌朝に本当に上司とアポを取り、冒頭の告白の通り本当に実行してしまいました。

円山公園の2代目祇園枝垂れ桜
▲円山公園

言っちゃった!本当に会社辞める!

会議室で上司と向き合った席に座り、会社を辞めることを告げました。もう心臓バクバクでした。

上司も仕事の相談かと思ってたみたいで「えっ!?辞めるの?」と目が点になってました。

そこからは何を話したか覚えてないのですが、会議室から自分の席に戻ったら即退勤して外に出ました。

後悔よりも嬉しさが上回って不思議とハイテンションな気持ちになって「言った!本当に言っちゃった!」「これからが本番!」「ヤバイ!ヤバイ!早くリクルートエージェントに登録だ!」と興奮しながら家に小走りで帰りました。

ヤバイ!無職になっちゃう!と言いつつも、なぜか楽しくなってました。そしてこの後は大急ぎで転職活動をして、無事に京都の会社で働くことが決まりました。

京都タワー
▲京都タワー

今思えば京都移住なんて簡単!

約6年間ほど悩んでいた期間を振り返ると、もったいない時間だったと思います。

もしもこの記事を京都移住したいけど6年以上検討中の人がいましたら、声を大にして言いたいです。「もっと早く京都移住すれば良かった!」「あなたもあっさり京都移住できるよ!」「年を重ねることのほうが人生の無駄な時間!」って。笑

特に会社員の人はリクルートエージェントを利用するのを私はオススメします。私自身がリクルートエージェントのおかげで2回も転職できましたので、悩む暇があったらさっさと登録したら良いのにと心の底から思っています。

もしもリクルートエージェント等の転職エージェント会社に不安を感じている人がいましたら別記事「1か月後に京都移住できる方法」という記事も参考までに読んでみて下さい。