▲リクルートエージェント名古屋
京都移住するための苦労話
こんにちは。
今回は私が京都移住に向けた転職活動で苦労した話。
私は2019年9月に京都移住しました。
京都移住するために京都の中小企業に転職することを決心しまして。
会社を退職後にリクルートエージェントに登録して転職活動を行いました。
リクルートエージェントに登録して1ヵ月後。
無事に京都の企業に転職!
念願の京都移住を実現できました。
今回は私の転職活動で苦労した話をご紹介します。
①京都人面接官に全く共感されない
②転職エージェントからも共感されない
③志望動機で大きなハンデを負う
④転職活動費用大


▲リクルートエージェント受付窓口
京都移住したい夢は誰にも共感されない。
一番苦労したところは!
「京都移住したい」
この私の素直な気持ちは誰からも共感されないどころか。
転職活動で大きなハンデを負うことになりました。
特に京都人の面接官には全く響きません。
「はぁ?」
「ふざけてんのか!?」
「京都移住したいのはあなたの勝手ですが、あなたを採用することでどんな利益があるのか、もっと訴えて下さいよ!私達は即戦力が欲しいんですよ!あなたを採用しても何のメリットも無いですよ!」
と面接で怒られたり、失笑されたこともありました。
それは当然の話で。
中途採用では即戦力、実力を企業は求めていますし。
京都人にとって生まれてから京都に住むことが当たり前なので。
移住したいと伝えても「変な人」が面接に来たという空気になりました。
▲リクルートエージェントの担当者さんと面談
普通の会社員が京都移住するなら転職エージェントが必要
またリクルートエージェントの担当者にも最初は失笑されました。笑
でも正直に京都移住したいことを伝えると。
「一緒に頑張りましょう」と京都の企業を紹介して頂けました。
転職活動は心が折れる活動でしたが。
私の場合はリクルートエージェントのおかげで乗り切れました。
私のような京都企業にコネも無く。
専門性も無く、実力も中途半端な会社員の方は苦労が予想されます。
地道に転職エージェントから紹介される企業に応募し続けましょう。
地道ですが。
フリーランスや独立できる方は少数派だと思いますし。
普通の会社員が京都移住する最も無難な方法が転職エージェントに登録することだと思います。
▲終電前の京都駅
志望動機に苦労
リクルートエージェントに登録後。
無事に書類選考が通った企業へ面接を受けに行く訳ですが。
志望動機に苦労が伴いました。
「なぜ面接を受ける企業に入りたいのか?」
はっきり言って動機など無い訳です。
京都移住したいだけ。
最初の内はそれなりの動機を考えて面接に臨みましたが。
本音は面接官にバレてしまいました。
面接で落ちた時はリクルート担当者さんが私の代わりに企業に不採用の理由を聞いてくれるのですが。
(このシステムが転職エージェントに登録するメリットの一つ。)
一番多かった理由は「弊社の志望度が低い」「弊社でなくても良いと感じる」でした。
まさにその通り。
私の本音は企業の面接者に見透かされてしまいました。
▲スターバックス三条大橋店 面接の合間によく利用した。
正直に京都移住したいと言い続けた結果
正直に言って。
わざわざ会社を辞めて京都の企業に転職する理由なんて。
私には京都移住したい以外には無い!笑
どんなに馬鹿にされようとも。
正直に京都移住したい思いを面接の時にぶつける道を私は選びました。
ほとんど不採用になりました。
でも1社だけが内定を出してくれたんです。
その1社のおかげで私は京都移住することができました。
その時に面接して頂いた方が今の私の上司になります。
後日談として「こいつ京都に住みたいだけやろ?」「なんでそんなに京都に住みたいのか?わからへんかったな。」と面接した時に思ったそうです。笑
でも前職の仕事内容や経験、面接での私の受け答えを見て、他の面接者と比べて私が一番良かったから採用してくれたそうです。
なので。
もしも私と同じように京都移住のために転職活動する場合は、志望動機は面接する企業に入りたい理由をしっかり語れるようにするべきです。
でも私のように正直に京都移住したい気持ちを語っても、私の経歴や経験を評価してくれる企業も少なからずあることがわかりました
▲京都駅ホームでは落ち込んでたことが多かった。
交通費は高くなる
それから交通費は高くつきます。
私は転職活動を始めた時に名古屋に住んでいたので、面接を受ける日は新幹線で移動しました。
名古屋駅から京都駅までは新幹線の乗車時間は35分、乗車賃は約5000円。
私の場合は転職活動期間で約10万円の交通費がかかりました。
もしも大阪時代に転職活動していたら交通費は1万円前後と安く済んだと思いますが、もしも名古屋じゃなくて関東圏に転勤していたら倍以上の交通費がかかったと思います。
そう考えると安く済んだほう、京都移住したい人の中では恵まれた環境だったと自分を納得させていました。
また面接が終わったら、面接した企業の近くの観光スポットに行くなど観光も楽しんで来たので旅行代だと思って納得しています。
▲スターバックス烏丸三条店 京都はスタバ店舗も多い。
いかにブラック企業を排除するか。
京都には移住したいけど、ブラック企業では働きたくない。
でも私にはブラック企業を見破ることはできませんでした。
京都は好きですけど、京都の企業まで詳しい訳ではないからです。
さらに私の場合は転勤したくないので京都の大企業で働く選択肢はありませんでした。
だから中小企業に転職することになりますが、大企業ならともかく京都の中小企業なんて知りません。笑
京都に知人や友達もいないので、企業の評判を聞くこともできません。
私の場合はそうした環境の中ではリクルートエージェントに頼るしかありませんでした。
最初にリクルートの担当者と面談した時に、転職する目的が京都移住であることを話した後は、ブラック企業には入りたくないことを相談しました。
担当者さん曰くブラック企業に入ってしまう可能性はゼロではないが、リクルート側でも丁寧に選別しているとのこと。
少し前に広告代理店の電通に勤務されている若い女の子が激務によって自らの人生を絶ってしまった悲劇的なニュースがありました。
この出来事以降、国から転職エージェント会社に対して実際の残業時間と求人票記載情報に乖離がないか?嘘の残業時間を提示してる疑いのある企業の求人は紹介しない等、色々と通達があって厳しくなっていると説明を受けました。
可能性はゼロではないけど、私一人で調べるよりもリクルートの求人のほうが信頼できるだろうと判断しました。
後は実際に面接を受けてみて企業の雰囲気を自分で察知するしかないと思いました。
▲四条烏丸交差点 理想はこの近くで働きたかったな。涙
中小企業が採用にいくら支払うかで少しは見えるかも
それから私的にリクルートが信頼できると思ったのは、リクルート経由で採用した企業はリクルートに採用者の年収の3分の1を報酬として支払うところでした。
私は年収が低いですけど、もしも年収1000万円の人材を採用したら約300万円を企業はリクルートに支払わなければなりません。
年収300万円でも約100万円を企業はリクルートに払うのです。
他の転職エージェント会社の報酬は知らないですが、私はこの金額は高額だなぁと思いました。
中小企業でこの金額を払えるということは、採用にかなり力を入れている企業しかできない、従業員を酷使するような企業だったら年収の3分の1を払うことを躊躇するだろうと思いました。
だからリクルートエージェントで求人を探している企業=ブラック企業では無い可能性が高いと私は勝手に思いました。
実際に今の会社はブラック企業では無いと思います。
給料は低いけど、残業する際は必ず残業代が付きますし、外部機関の講習や研修などもお金を出してくれる等、人材教育には割りとお金を渋らない会社でした。
そういう意味で私はリクルートエージェントさんに感謝しています。

▲烏丸御池交差点 ちょっと無理してこの近くで住んでいます。
京都人に京都の魅力を語っても全く共感されねぇ!
さてさて。
話が長くなってしまいましたが、京都移住で苦労した話で一番言いたいことは、京都移住したいと京都の企業に言っても理解されないことが多くて、ふざけてるように見られてしまうのが辛かったところです。
多くの京都人は移住するほど自分達の街が魅力あると思ってない気がします。
会社に入ってから会社の人に「京都が好きで移住したかったんです」と言っても、「変わった人やねぇ~」と変人扱いされています。笑
だから面接時に京都移住したいと語っても、不思議がられていた理由が後になってわかった気がします。
でも諦めずに挑めば、自分の良さを理解してくれる企業は必ずあると思います。
もしも京都移住を検討されている方がいれば、一つの京都移住エピソードとして参考にして頂けると幸いです。
今後は移住後の後悔や暮らしぶりなども記事にしたいと思います。








