▲リクルートエージェント名古屋
京都移住するための転職活動
今回は私が京都移住するための転職活動で苦労した話。
私は2018年1月に京都移住しました。
私は京都の中小企業に転職することで京都移住しようと決心しまして。
会社を退職後にリクルートエージェントに登録して転職活動を行いました。
①遠距離は退職してから活動
②京都人に移住は共感されない
③志望動機が思いつかない
④転職費用が高い
⑤不採用通知つらい


▲清水寺
京都から距離が遠い人ほど苦労する
まずは京都までの距離が遠いほど苦労が伴います。
私は愛知県から京都まで新幹線に乗って転職活動をしましたが。
面接を受ける日は会社を休むしか方法がなかった。
1,2社受けて内定が貰える優秀な方は働きながら転職活動もできると思いますが。
私のような平凡な会社員の方は複数の企業の面接を受けることになりますので。
必然的に会社を休む日が増えます。
そうなれば転職活動をしてることが勤務先にバレると思いますので。
勤務先を退職してから転職活動をすることになります。
私は勤務先を退職してから必死に転職活動をしました。
(愛知県でも大変でしたから、もっと京都から離れた方はさらに大変。。。)
▲八坂の塔
コロナ以降はリモート面接も可能に
私が転職活動した頃は退職するしか選択肢がなかったのですが。
コロナ禍以降はリモート面接がかなり普及したおかげで。
京都から遠く離れた方でも転職活動ができると思います。
1次、2次面接はリモートで、最終面接は京都で行うなど。
京都から離れた場所でも面接を受けることが可能になっています。
私は京都移住後にさらに別の京都の企業に転職したのですが。
その際はリモート面接の割合が激増しました。笑
京都から離れたところにお住まいの方も。
試しに大手の転職エージェント会社に相談してみる価値はあると思います。
▲南禅寺
京都人に京都移住の夢は全く共感されない
続いての苦労が京都人に京都移住したいと言っても共感されないことです。
面接では必ず京都で働く理由を聞かれるので。
私は正直に「京都移住が夢なんです」と明るく答えました。
ところが!
京都移住を夢見てるなんて京都人には全く共感されませんでした。
むしろ体感ではマイナスです。涙
優秀な方は何を言っても採用されるから問題ないのですが。
私のような仕事の実績も実力も無い人は、ふざけてると思われます。
実際に。
「京都移住したいのはあなたの勝手ですが、あなたを採用することでどんな利益があるのか、もっと訴えて下さいよ!私達は即戦力が欲しいんですよ!あなたを採用しても何のメリットも無いですよ!」
と面接で怒られたり、失笑されたこともありました。
それは当然の話で。
中途採用では即戦力、実力を企業は求めていますし。
京都人にとって生まれてから京都に住むことが当たり前なので。
移住したいと伝えても「変な人」が面接に来たという空気になりました。
▲終電前の京都駅
志望動機に苦労
続いて志望動機にも苦労しました。
「なぜ面接を受ける企業に入りたいのか?」
はっきり言って志望動機など無い訳です。
京都移住したいだけ。
最初の内はそれなりの志望動機を考えて面接に臨みましたが。
本音は面接官にバレてしまいました。
面接で落ちた時は転職エージェント会社のキャリアアドバイザー様が、
私の代わりに企業に不採用の理由を聞いてくれたのですが。
(このシステムが転職エージェントに登録するメリットの一つ。)
一番多かった理由は「弊社の志望度が低い」「弊社でなくても良いと感じる」でした。
まさにその通り。
私の本音は企業の面接者に見透かされてしまいました。
▲スターバックス三条大橋店
正直に京都移住したいと言い続けることにした
正直に言って。
わざわざ会社を辞めて京都の企業に転職する理由なんて。
私には京都移住したい以外には無い!笑
どんなに馬鹿にされようとも。
正直に京都移住したい思いを面接の時にぶつける道を私は選びました。
数十社の不採用通知を受け取る度に落ち込みましたが。
1社だけが内定を出してくれたんです。
その1社のおかげで私は京都移住することができました。
その時に面接して頂いた方が今の私の上司になります。
後日談として「こいつ京都に住みたいだけやろ?」「なんでそんなに京都に住みたいのか?わからへんかったな。」と面接した時に思ったそうです。笑
でも前職の仕事内容や経験、面接での私の受け答えを見て、他の面接者と比べて私が一番良かったから採用してくれたそうです。
なので。
理想は志望動機を面接する企業に入りたい理由をしっかり語れるようにするべきです。
でも私のように正直に京都移住したい気持ちを語っても、私の経歴や経験を評価してくれる企業も少なからずあることがわかりました
▲京都駅の新幹線ホーム
交通費の負担が大きい
移住のための転職活動は交通費が高くつきます。
私は愛知県から新幹線で京都に行ってました。
名古屋駅から京都駅までは新幹線の乗車時間は35分、乗車賃は約5000円。
私の場合は転職活動期間で約10万円の交通費がかかりました。
もしも大阪時代に転職活動していたら交通費は安くすんだと思いますが。
名古屋じゃなくて関東圏に転勤していたら倍以上の交通費がかかったと思います。
そう考えると安くすんだ。
京都移住したい人の中では恵まれた環境だったと自分を納得させていました。
また面接が終わったら、面接した企業の近くの観光スポットに行くなど観光も楽しんで来たので旅行代だと思って納得しています。
▲スターバックス烏丸三条店
企業選びの苦労
京都の観光地には詳しいけど、京都の企業までは詳しくありません。
任天堂、京セラ、村田製作所、日本電産など。
大企業の名前はいくつか知っていますが中小企業は全く知らない。
でもブラック企業では働きたくない!
最初は興味のある伝統工芸の会社を探したりしましたが。
全く募集していない。
だから大手の転職エージェント会社に頼りました。
実際に転職エージェントに登録してみて思うのは。
さっさと登録すれば良かった。笑
ものすごい数の求人票を見ることができて。
京都には知らない企業がたくさんあることが知れました。
転職エージェントの登録者だけが見れる求人票を眺めるのは意外と楽しい。笑
企業の住所を見て通勤と住む場所を妄想するのは楽しかった。。。
▲京都タワー
ブラック企業をなるべく排除
エージェントの担当者と面談した時にブラック企業には入りたくないことを相談しました。
担当者さん曰くブラック企業に入ってしまう可能性はゼロではないが。
エージェント側でも丁寧に選別しているとのこと。
少し前に広告代理店の電通に勤務されている若い女の子が激務によって自らの人生を絶ってしまった悲劇的なニュースがありました。
この出来事以降、国から転職エージェント会社に対して実際の残業時間と求人票記載情報に乖離がないか?嘘の残業時間を提示してる疑いのある企業の求人は紹介しない等、色々と通達があって厳しくなっていると説明を受けました。
可能性はゼロではないけど、私一人で調べるよりもエージェントの求人のほうが信頼できるだろうと判断しました。
後は実際に面接を受けてみて企業の雰囲気を自分で察知するしかないと思いました。

▲四条烏丸交差点 理想はこの近くで働きたかったな。涙
転職希望者は無料の代わりに採用企業が費用を負担する仕組み
それから私的にエージェントが信頼できると思ったのは。
エージェント経由で採用した企業はエージェントに採用者の年収の3分の1を報酬として支払うところでした。
私は年収が低いですけど、もしも年収1000万円の人材を採用したら約300万円を企業はリクルートに支払わなければなりません。
年収300万円でも約100万円を企業はエージェントに払うのです。
私はこの金額は高額だなぁと思いました。
中小企業でこの金額を払えるということは、採用にかなり力を入れている企業しかできない、従業員を酷使するような企業だったら年収の3分の1を払うことを躊躇するだろうと思いました。
だからエージェントで求人を探している企業=ブラック企業では無い可能性が高いと私は勝手に思いました。
ハローワークは企業側も無料で利用できますので。
企業にとっても都合が良いです。
▲千本鳥居
不採用通知に諦めるな!誰でも移住できる
せっかく書類審査が通り。
新幹線に乗って面接を受けて不採用が続くと辛いです。
退職してから転職活動すると収入がない焦り。
新幹線の交通費があっという間に積み上がる。
どんどん心が病んできます。
でも諦めなければ1社は内定をくれると信じて頑張って下さい。
京都移住する人は周囲にいないと思いますが。
私のような京都好きバカがいることも知って頂きたい。笑
京都移住したい方の参考になれば嬉しいです。
私が言いたいことは本当に京都移住したいなら誰でもできると思います♪
私は移住した後にも別の京都の企業に転職していますし。笑
なんとかなります。
とにかく粘り強く頑張れば必ず道は開かれる。