▲祇園白川
京都に住みたかった理由
今回は私が京都移住した理由について。
私は2018年1月に京都移住しました。
趣味の京都観光を続けた結果、
もう京都に住もうと決心しました♪
①京都が好きになった
②新卒入社で大阪勤務
③週末は京都へ
④初めてできた好きなこと
⑤名古屋への転勤
⑥会社へ退職届
⑦転職活動
⑧中小企業から内定
⑨京都移住をお悩み中の方へ
▲詩仙堂
京都が大好きになったから
私が京都移住した理由を一言で言えば
「京都が好きになったから」に尽きます。
社会人になってから京都観光が趣味になりまして
長期連休になれば必ず京都へ行き、
気になる場所やお店を見つけたら週末にも京都へ行きました。
そんな生活を約5,6年続けていたら
「もう京都に住んだほうが良いんじゃね?」
「それが自分の人生にとって幸せ」
と思ったので勤めてた会社を退職して京都の会社に転職したのでした。
簡単にまとめると以上ですが。笑
実際に会社を辞めるのは相当に悩みました。
今から話すのは京都移住を夢見てから本当に移住するまでの話です。
▲神護寺
新卒の配属先が大阪だった
私が京都を好きになったのは社会人になってから。
新卒で入社した企業の最初の勤務地が大阪だったことが非常に大きかったです。
大阪府のお隣にある京都府。
JR大阪駅からJR京都駅まで片道30分。
片道の電車賃は570円というアクセスの良さ♪
友達も知り合いもいない大阪での新社会人生活。
特にすることも無かった休みの日に
何気なく京都に行ってみたことが全ての始まりでした。
そこから京都の魅力に引き込まれてしまった。
初めてできた趣味、好きなことが京都観光になりました。
▲八坂の塔
JR東海のそうだ京都、行こうCMの魅力
何気なく京都に行こうと思ったのは、
JR東海のそうだ京都、行こうCMが魅力的過ぎたから。
あの定番のメロディーを聞きながら
美しい京都の光景がテレビに流れて来た時、
大阪から京都までどうやって行くのかな?
調べてみたら意外と簡単で近いし安い。
二度寝して頭がボーっとしてた土曜日の昼12時。
軽い気持ちで電車に乗って大阪から向かった京都。
それから私は毎週末に京都へ出掛ける生活が始まりました♪
ちなみにJR東海のCMに登場したスポットを巡った
「そうだ京都、行こうロケ地巡り」記事も書いていますので。
ご興味あれば読んでみて下さい。
▲平野屋
平日の仕事は興味を持てずに辛かった
休みの日は京都に出掛ける生活を満喫してましたが。
平日の仕事は世間一般の会社員よりはハードに働いたと思います。
平日は毎日23時頃まで会社に残り。
週に1,2回は深夜12時を超えるまで残業していました。
土日は休みだけど、会社に出社しないだけで家でメールしたり資料作成。
京都に出掛ける時は鞄にパソコンを入れて、移動中にパソコン開いて仕事しました。
勤め先の事業内容と仕事内容には全く興味が持てず
深夜まで仕事する生活を続けていると虚しく感じ始めました。
それでも何とか頑張れたのは人並み以上に給料は良かったから。
平日の仕事は歯を食いしばって頑張って、
休みの日は京都でリフレッシュすること心と体のバランスを保てました。
▲清水寺
人生で初めてできた好きなこと
仕事は辛くて面白くないと思う一方で
京都が人生で初めて趣味と呼べるもの、好きなことになりました。
私は好きと呼べる趣味や物事が今までありませんでした。
学生時代は部活動やサークル活動などをしていましたが
自分が好きと言うよりは、友達や身近な人がやってるから選んでた気がします。
だから心の底から楽しめた瞬間が無かった。
でも私にとって京都は違う。
他人の目を気にすることなく、
他人にどう思われようとも京都が好き。
1人でも京都に行き続けることができる♪
初めて好きなことができたことに幸せを感じました。
自己肯定感も上がった気がするし、
人生が充実してる気持ちになれた。
▲嵐山
人生で初めてできた「私のやりたいこと」
そして私の中で「やりたいこと」もできました。
それは京都の良さを世の中に伝えることです。
とても幼稚なレベルの話なのですが。
神社やお寺などの観光名所、
京都や日本の歴史や文化、
京都の伝統工芸品の良さを世の中に伝えたい。
たくさんの人に京都を好きになって欲しい。
もしも。
そんな仕事が世の中にって給料が貰えるなら本当に最高だ。
でもそんな仕事はなかなか無くて。
仕事があったとしても私には実力も実績もありません。
例えば京都の伝統工芸品の良さを伝えたいという気持ちはあっても。
知識を持っている訳ではなく、
これから詳しくなりたいという願望があるだけ。
子供の夢みたいな、ぼんやりとしたものです。
▲伏見稲荷大社の千本鳥居
愛知県名古屋市への転勤
ぼんやりとした夢ができた頃に転職エージェント会社に登録してみましたが。
そんな仕事はありませんでした。笑
仮にあったとしても、実績のない私が採用されることは難しい。
趣味や副業でも良いから企業を納得させる実績を作ることが必要だと。
リクルートエージェントの担当者の方は私の悩みを聞いてくれました。
転職することを強要することなく、親身に相談を聞いてくれて、
私のやりたい事を仕事にする道が見えて気持ちもスッキリしました。
ちょうどこの頃に愛知県に異動することになりました。
▲半木の道
鴨川が、京都が私には必要なことを確信
愛知県への異動を契機に新たな気持ちで仕事を頑張ろうと思いましたし。
大阪よりは京都から遠くなりますが、愛知県なら月に一度は京都に行けると思いました。
だけど結果的に名古屋に異動したことで京都移住の決心がつきました。
名古屋は私にとって何も魅力を感じない街でした。
(※名古屋人の方、名古屋好きな方には大変申し訳ございません。)
名古屋は都会ですし、欲しいものを買うのに困らないし、
物欲の不自由はしないけど、何か物足りなく感じました。
鴨川が恋し過ぎた!
仕事は土地が変わっただけで忙しさは相変わらずの日々。
大阪時代は休みの日に京都で息抜きできたから仕事に耐えることができたのですが、
名古屋だと毎週京都に行くのは難しかったです。
長期連休には必ず京都に行くことができましたが。
どんどん仕事に集中できなくなり、
体力的にも辛く感じることが増えていきました。
「あー!京都に住みたい!」
そんな心の叫びが爆発してしまいまして。
衝動的に会社に退職届を出してしまいました。
▲四条烏丸
会社を辞めてから転職活動
本当は次の職場が決まってから退職すべきだと思います。
もっと冷静に考えるべきと後悔してる部分もあるのですが。
私にとってある意味良かった。
勢いと言いますか、衝動的なきっかけが無ければ会社を辞めなかったと思います。
仕事に対するやる気が低下していることも同僚や上司に伝わっている気がしたし。
私の評価も同期に比べて低いことも感じていました。
退職届を会社に提出してからは大至急で転職エージェントに登録。
そこから鬼のようなスピードで京都の企業の面接を受けていきました。
今までモヤモヤしてるだけで行動に移せなかった自分が嘘のように。
気持ちを切り替えたことで逆に元気も出てきました。
▲四条烏丸(祇園祭)
経歴を評価してくれる会社への転職
理想は京都の良さを伝えられるような仕事ですけども。
以前にリクルートエージェントの担当者にアドバイスされたことがありますので。
もっと現実的な転職活動をしようと思いました。
とにかく京都に住むことが私にとって最重要事項。
前職の経験を少しでも評価してくれる京都の会社を探しました。
京都の良さを伝える仕事は諦めて、私ができる仕事を軸に転職活動を行いました。
名古屋での生活を通して。
仕事が辛くても休みの日に京都に行けるなら耐えられる自分の性格を理解できたので。
たとえ年収が下がるとしても。
とにかく京都に住める環境を優先しました。
そして結果的に。
リクルートエージェントに登録してから1か月後。
現在の勤め先である京都の中小企業メーカーから内定を頂くことができたのです。
転職活動では色々と苦労しました。
その話は別記事に書いていますのでご興味ある方は読んでみて下さい。
▲御池通
夢を叶えるために一歩ずつ
理想は京都の良さを伝える仕事がしたいですけど。
今の私には実績も実力も足りません。
まずは京都で暮らしながら。
趣味レベルで良いから、少しずつ夢に向かって活動しようと思っています。
このブログもその夢の一環になれば良いと思ってコツコツ続けるつもりです。
▲京都タワー
京都移住をお悩み中の方へ
京都移住してみて思うことは
「もっと早く移住すれば良かった。」です。
移住する前は会社を辞める不安が大きくて
転職活動もしたことがないのに、さらに移住まで私にできるのかな?
実際に移住するまで6年間もモヤモヤした気持ちで悩んでいたのですが、
今のなって思うのは「思ったより簡単にできた!」ということです。
悩んでいた頃は移住した人のブログ等を探して読んだりして、
京都移住への想いを高めていました。
このブログもそんな方の背中をそっと押せるような存在になれたら
嬉しいと思い自分の移住体験談記事も書いています。
もし良ければ読んでみて下さい。
「たった一人で会社を辞めて京都移住する人に向けて」
「京都移住のための転職活動体験談」
「京都移住後の暮らしぶり」等々書いています。