▲亀末廣(元 亀屋末廣)
京都を代表する亀屋ブランドの和菓子屋リスト
今回は京都にある店名に亀屋の入る和菓子屋をご紹介します。
京都には店名に「亀屋」が入る和菓子屋さんが数多くあります。
なぜ亀屋○○と店名に亀屋が付く和菓子屋さんが京都には多いのか?
答えは江戸時代に「五亀二鶴」と呼ばれた、
5軒の亀屋○○と2軒の鶴屋○○という人気店に源流があります。
世間から美味しいと評価を受けた五亀二鶴には優秀な職人が集まり、
彼らやその弟子達が独立する際に暖簾分けが行われました。
そのおかげで京都には店名に亀屋と入るお店が脈々と残っている訳です♪
①亀屋則克
②末富
③亀屋良長
④亀末廣
⑤亀屋良永
⑥亀屋陸奥
⑦亀屋清永
▲亀屋則克の店内
▲秋の和菓子
①亀屋則克
亀屋則克さんのわらび餅が上品で。
もちろん美味しい一品です♪
小さな和菓子屋さんな佇まいですが。
店内には和菓子を作る型や昔ながらの棚が並び雰囲気も素敵なお店です。
烏丸御池駅から徒歩5分ほどのアクセスの良さも嬉しいですし。
どのメニューも美味しいお店です。

▲末富の外観
▲かしわ餅
②末富
末富さんは元々は「亀屋末富」という名前で営業していた歴史があります。
そのため今回の記事にリストアップさせて頂きました。
末富さんの和菓子は見た目も美しい♪
もちろん味も美味しいですし、末富ブルーと呼ばれる包装も綺麗なんです。
本店は四条烏丸から徒歩15分ほどの場所にありますが。
京都高島屋や伊勢丹京都店にも出店しています。

▲亀屋良長
▲鳥羽玉
③亀屋良長
亀屋良長さんは江戸時代から続く老舗。
お店の見た目は現代的なオシャレ感の漂う和菓子さんです。
他の和菓子屋さんとは一線を画す雰囲気も魅力であり。
洋菓子ブランドも出店するなど新しい挑戦を続けています。
看板商品との烏羽玉は黒砂糖で作られていますが。
チョコレートかと思うくらいコク深い美味しさ。
他のメニューも豊富で美味しいお店です。

▲亀末廣
▲名前忘れてしまった。。。
④亀末廣
亀末廣も昔は「亀屋末廣」という名前で営業していた歴史がありますので。
亀屋系列店として今回はリストアップさせて頂きました。
亀末廣さんもお店の見た目と店内の雰囲気が素敵な老舗。
今回ご紹介するお店の中で最も「京都の和菓子屋さん」らしいお店です。
暖簾も素敵ですし、暖簾をくぐった店内の空気も素敵♪
亀末廣と言えば「京のよすが」という干菓子のセット商品が看板商品ですが。
私はわらび餅や生菓子を買ってみました。

▲亀屋良永
▲唐衣
⑤亀屋良永
先にご紹介した亀屋良長さんと読み方は同じですが。
漢字が一文字違う別のお店です。
※「良長」と「良永」で一文字違います。笑
亀屋良永さんは御池煎餅が看板商品。
御池煎餅はほんのり甘い優しい味♪
小さい頃に食べた赤ちゃん用の煎餅に似てます。

▲亀屋陸奥
▲松風
⑥亀屋陸奥
亀屋陸奥さんは松風で有名なお店。
和風カステラとでも呼べば良いでしょうか?
織田信長と石山本願寺が戦った時代に考案されたお菓子。
本願寺側の創業者が戦時中のお菓子として開発されて現代まで残った歴史があります。
独特な食感を是非一度は食べて頂きたいです。

▲亀屋清永の店構え
▲出ました清浄歓喜団
⑦亀屋清永
亀屋清永さんと言えば、清浄歓喜団!
空海や最澄が生きた時代から続く歴史あるお菓子です。
現代のお菓子としては美味しくないと思いますが。
意外とたまに食べたくなったりして。笑
お店は八坂神社の向かいにあります。
清水寺や縁切り神社として有名な安井金毘羅宮などに観光する際は試しに寄ってみて欲しいです。

編集後記
亀屋と店名に入るお店を私の好きな順番でご紹介させて頂きました。
まだ存在を知っているけど、行けていないお店が2,3軒ありますし。
おそらく私が知らないお店がまだまだ京都にはあると思います。笑
実際にお店に行くことができたら随時更新させて頂きます。