▲神護寺境内
京都の高雄エリア観光
こんにちは。
今回は高雄エリアのご紹介です。
世界遺産の高山寺。
空海とゆかりのある神護寺。
そして2つの名所の間にある小さなお寺、西明寺。
高雄巡りでは、この3つのお寺を観光することになります♪
①高山寺 世界遺産で鳥獣戯画所有
②神護寺 空海とゆかり
③西明寺 紅葉の穴場
▲高雄バス停からの景色
▲清滝川に架かる指月橋
高雄エリアの特徴
高雄エリアは観光名所の嵐山の裏(北東)、金閣寺の裏(北)に位置する山間部。
京都の中でも紅葉が美しい場所の一つとして有名。
京都駅から約1時間バスに揺られて到着できます。
高雄は京都市内では最も早く紅葉が始まることで知られていまして。
高雄の紅葉を訪れる観光客が京都にやって来ると、今年も紅葉シーズンが始まったなと実感します♪
高雄エリアは11月上旬頃に見頃を迎え、11月中旬から下旬には散ってしまいます。
逆に京都都心部は11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えますので。
高雄エリアと京都市内の紅葉を一緒に巡ることはできないのでお気をつけ下さい。
▲神護寺山門
▲金堂前
神護寺
高雄で最も見応えのあるお寺。
空海とゆかりがあり、平安京ができる前からこの地にある歴史あるお寺。
京都都心部にあるお寺では味わえない山寺の雰囲気だけでなく。
格式もあり重厚な木造の建物も素敵です♪
しかし!
神護寺は境内に入るまでに約400段の階段を登る必要があるのが難点。
足腰が弱い方、ご高齢の方には大変厳しい階段です。
事前に階段があることを知らずに神護寺に来てしまうと、せっかくの高雄観光が台無しになってしまうのでお気をつけ下さい!
▲高山寺の石水院
▲参道
高山寺
世界遺産の高山寺は、鳥獣戯画を所有するお寺としても有名。
高山寺も神護寺と同じく、山の中に境内が造られていることが特徴です。
神護寺よりも、より山に溶け込んだような雰囲気に癒されます。
建物も塗装されずに木の模様が目立つ感じで、目に優しい♪
石水院の縁側に座ってボーっとする時間はとても贅沢に感じます。
街の喧騒から離れて、鳥の鳴き声を聞きながら高雄の山々を眺める時間は至福でした。
ちなみに。
高山寺は鳥獣戯画を所有していますが、本物は東京博物館と京都国立博物館に保管されていますので、高山寺ではレプリカしか見ることができませんのでご注意を。
▲西明寺本殿
▲渡廊下前
西明寺
神護寺と高山寺の間にある小さなお寺。
神護寺と高山寺と比べたら、そこそこ紅葉が綺麗な、こじんまりとしたお寺。
正直に言えば。
わざわざ拝観料を払ってまで行く必要もないかなとも思いますが。
観光客でごった返す紅葉シーズンの高雄エリアにおいては、西明寺は貴重な存在です♪
神護寺と高山寺は有名なので紅葉シーズンは観光客でいっぱいになります。
一方で西明寺はほとんどの観光客は存在を知らないので、穴場スポットになります。
静かに紅葉を眺めたい人には西明寺はオススメです♪
▲神護寺山門前
高雄観光での私の提案とおすすめ。
高雄は紅葉の名所として本当に美しい場所ですが。
食事できるお店が少ないことが不便だなぁと私は思います。
コンビニもありません。
なので。
高雄行きのバスに乗る前に、京都駅や四条駅で食べ物やお菓子を買っておくのが良いと思います。
せっかくの京都旅行なので、京都駅なら伊勢丹で、四条駅なら大丸のデパ地下で京都の和菓子屋さんで和菓子を買ってみてはいかがでしょうか?
和菓子でなくても京都で有名な洋菓子でも良いですね♪
▲神護寺前の階段は約400段続く
高雄観光で気を付けて欲しいことは。
先にも言及しましたが、神護寺の階段は約400段あるだけでなく、なかなか傾斜もキツイです。
足が不自由な方は残念ながら神護寺観光は諦めるしかありません。
また健康な方でも足が痛くなると思いますし、疲労でしばらく動けなくなると思います。笑
そのため観光する順番を事前に考えるほうが良いです。
体力があるうちに神護寺に行くか、他を観光してから最後に神護寺に行くか。
どちらが自分に合っているか事前に決めておくことをオススメします。
ちなみに私は紅葉シーズンに最初に神護寺に行って疲れ果ててしまい。
西明寺を見た後に高山寺まで行く予定でしたが、体力が残ってなくて高山寺観光を諦めて帰ったことがあります。涙
とは言っても。
実際に階段を登り下りしてみないと分からない気がします。。。
とにかく歩きやすい靴を履いて高雄観光に臨みましょう!