▲函谷鉾
京都祇園祭の函谷関|提灯落としが名物
今回は函谷鉾について。
函谷鉾は祇園祭の山鉾の1つ。
宵山に行われる提灯落としでも有名です♪
函谷鉾
①提灯落とし◎
②毎年7月16日21時半頃実施
③2023年は21時54分に実施された
▲提灯落とし
2023年は7月16日21時54分に提灯落とし実施
函谷鉾は提灯落としが名物。
7月16日の宵山にて。
例年21時半頃に提灯落としは行われます。
2023年は7月16日21時54分に提灯落としが実施されました。
実施時刻は他の山鉾の日和神楽の進捗状況に左右されますので。
毎年同じ時刻に行われる訳ではありません。
例年は21時半前後に提灯落としは実施されますので。
21時半前には函谷鉾前で待機したいところです。
▲辻回し
函谷鉾の由来
函谷(かんこく)と聞くと漫画「キングダム」の函谷関を思い出すのですが。
函谷鉾の函谷はまさに函谷関に由来しています。
秦の時代に存在した函谷関と呼ばれる関所。
難攻不落で有名な巨大な門です。
そんな函谷関を武器を使わずに通り抜けた孟嘗君の逸話が函谷鉾の由来。
深夜に鶏の鳴き声を函谷関の門番に聞かせることで。
朝が来たと勘違いさせて函谷関の門を開けさせた故事が函谷鉾の元です。
▲嘉多丸君
稚児人形:嘉多丸君
函谷鉾には稚児人形「嘉多丸君」が乗せられています。
貴族の一条実良をモデルに大仏師の七条左京作と伝わります。
現在は長刀鉾だけに生身の稚児が乗っていますが。
昔は多くの鉾にも稚児が乗っていました。
函谷鉾は「嘉多丸君」ですが。
菊水鉾や放下鉾にも稚児人形が乗っています。
函谷鉾へのアクセス方法
四条烏丸交差点すぐ。
交差点を西へ四条通りを進めば1分ほどで到着。
(京都駅から四条駅まで乗車時間:3分 乗車賃:220円 )