▲いづう
京都鯖寿司特集|美味しかったBEST3
今回は京都の鯖寿司特集。
鯖寿司は京都の冬の味覚のひとつ。
京都には鯖寿司の美味しいお店がたくさんあります♪
あくまで私の好きな順番に鯖寿司をご紹介します。
①さか井
②いづう
③いづ重
おまけ:鯖街道花折
▲入口
▲鯖寿司
1位:さか井
四条烏丸近くにある「さか井」
初めてさか井さんの鯖寿司を食べた時の衝撃は忘れられません。
「鯖がこんなにも美味しい魚だったなんて!?」
「今まで食べてきた鯖が同じ魚とは思えない。。。」
鯖が美味しいのはもちろん。
しゃりも美味しくて大好き♪
知名度で言えば祇園のいづうさんが京都の代表格かと思いますが。
美味しさはさか井さんに軍配が上がります。
観光より美味しさ重視の方はさか井さんの鯖寿司は是非一度食べて欲しい。
▲いづう
▲鯖寿司
2位 いづう
いづうの鯖寿司は京都で最も有名な鯖寿司だと思います。
京都で初めて鯖寿司を商売にしたお店と言われており、江戸時代から営業を続ける老舗。
鯖寿司が美味しいのは当然のこと。笑
祇園という京都らしい土地にお店があることも素晴らしいです。
いづうと染め抜かれた暖簾(のれん)も美しく、建物の見た目からも品の高さを感じます。
お店の中も美しくて、観光客が思い浮かべる京都らしい雰囲気を感じることができるお寿司屋さんです。
「いづう」と書かれた暖簾をサッとくぐってお店に入る瞬間がたまりません。笑
暖簾をくぐるだけで京都に来て良かったと感じました。
▲いづ重
▲鯖寿司
3位 いづ重
いづ重は明治時代にいづうから暖簾分けしたお店です。
鯖寿司の見た目もいづうと似ています。
いづ重の良いところは他のお店よりもメニューが豊富です。
また私の印象としていづ重のほうがいづうよりも庶民的な感じがします。
お店にも入りやすくて、緊張しなくて良いです。
▲鯖街道
▲鯖寿司
鯖街道花折
鯖街道花折さんもテレビや雑誌などで頻繁に紹介されている京都で有名なお店。
だけど。
他のお店に比べて全然美味しくありません。
私の舌がバカなのか?
まったく納得できません。
あまりに世間の評価と自分の舌の評価が違い過ぎます。
▲出町柳橋にある鯖街道の出入口を示す石碑
京都の鯖寿司の歴史
まだ電車や車の無かった時代には、京都で海の魚を食べることは希少でした。
京都市内は山に囲まれた盆地で海と接していないので、海の魚を食べるなら山を越えて日本海側から運ぶ必要がありました。
冷蔵庫も無い時代のため、日本海から運ぶ間に魚は傷んだり腐ってしまいます。
そこで魚を腐らせないように塩を振り、酢でしめて海の魚を食べる工夫を京都の人は長年続けてきたのでした。
昔から京都人にとって海の魚を食べることは特別な出来事なので、祝いの日や記念日などに家族で鯖寿司を食べる習慣が根付きました。
そのおかげで京都市内には鯖寿司を看板商品にするお店も多く、美味しい鯖寿司が食べれるようになりました。
ちみなに京都市内から日本海に続く道は、昔から鯖を運んできた道ということで「鯖街道」と呼ばれていたほど京都では鯖寿司は定番料理として根付いています。