古高俊太郎邸跡碑
今回は古高俊太郎邸跡に行ってきました。
新撰組が歴史に名を残した池田屋事件(騒動)の発端となった場所です。
①石碑が建つだけ
②池田屋まで徒歩5分ほど

▲高瀬川
池田屋事件のきっかけ
京都で居酒屋が多く集まる木屋町通。
その中に古高俊太郎邸跡を示す石碑が建っています。
池田屋事件と言えば、新撰組が歴史に名を残した出来事の1つ。
江戸幕府を倒すことを目論む勢力が集まっていた池田屋に、江戸幕府を守る立場の新撰組が突入したのが池田屋事件です。
新撰組を題材にしたドラマや小説等では見せ場の1つです。

▲桂小五郎寓居跡
長州藩の下で暗躍
事件当日の池田屋には、明治政府の中心人物となる桂小五郎(後に改名して木戸孝允になります)も居て、桂小五郎は池田屋の屋根に登って脱出したことでも知られています。
そして池田屋事件が起きた原因となったのが、今回の古高俊太郎となります。
古高俊太郎は表向きは炭屋で働く店員として京都で暮らしていましたが、裏では江戸幕府を倒す活動家の一員として暗躍していました。
古高は長州藩と繋がりがあり、長州藩が幕府側に知られてはいけない機密情報を知る重要人物でした。

▲蛤御門
現代風に言えばテロ組織だった長州藩
その機密情報というのが、京都の街に放火して大規模な火災を起こし、その混乱に乗じて当時の天皇を長州藩に拉致するだけでなく、幕府に味方する公家や重要人物も暗殺するという計画でした。
日本の歴史の中でも類を見ない暴力的な計画が新撰組や江戸幕府にバレたら長州藩も終わりですが、古高俊太郎が新撰組に正体がバレて捕まってしまうのです。
古高が新撰組に捕らわれたことを知った長州藩は焦り、古高俊太郎が新撰組に自白する前に、急いで古高を新撰組から助け出すかどうかを池田屋で倒幕派の人間が話し合っていたのです。
そういう経緯から古高俊太郎が池田屋事件のきっかけを作ったとも言われています。

▲池田屋
参考文献
今回わざわざ古高俊太郎邸跡に行こうと思ったのは歴史小説「池田屋乱刃 (実業之日本社文庫)
」を読んだからです。
この本は池田屋事件で負けた側、つまり新撰組に襲撃された人達のことを描いた短編小説になります。
池田屋事件のことは知っていましたが、事件が起きた背景や敗者側の人物についてはこの本を読んで初めて知りました。
本を読んだら池田屋近くを見に行きたくなって、すぐに見に行ってしまいました。幕末は大人になってから面白く感じます♪
もしも本を読んだ人がいたらお友達になりたいくらいで、感想や知識など教えて頂けると嬉しいです。
