京都旅行記

哲学の道はただの道。桜の時期以外は見所なし。

哲学の道と桜と混雑

秋の哲学の道
▲哲学の道

哲学の道はただの道

こんにちは。
今回は哲学の道の旅行体験記です。

哲学の道とは、世界遺産の銀閣寺から紅葉の名所で有名な南禅寺を結ぶ散歩道のことです。
全長約2㎞ほどの道で、歩く場合は片道約30分ほどで端から端まで行くことができます。

哲学の道は京都旅行の目的地の一つとして人気のある場所。
理由は哲学の道沿いには銀閣寺と南禅寺を筆頭に寺社仏閣が点在していることと、桜や紅葉の時期には美しい光景を見ることができ、一度の旅行で京都を満喫できるからです。

特に桜の季節には道沿いに植えられた桜が頭上を埋め尽くす光景は圧巻で、桜の時期には観光客で道が埋め尽くされるほどの人出になります。

哲学の道の混雑
▲頭上を埋め尽くす桜

哲学の道の混雑は桜の時期だけ。

それにしても哲学の道という名前が素晴らしいです。
初めて訪れる時は、一体どんな道なんだろう?と期待が膨らみました。

歩いていると自然と自分の人生について考えさせられる道なのでしょうか?
一体なにが哲学なのか?なぜ道の名前に哲学なんて難しい言葉が使われているのか?
私の場合は両親や学校の担任の先生たちが哲学の道は行って良かった、良い場所だったと言っていたので余計に哲学の道に対する期待が高まっていました。

しかし結論を言わせて頂くと、「哲学の道は、ただの道」という感想ですね。笑
ただし桜の時期は別です。哲学の道の桜は本当に綺麗です。
約500本の桜が満開になった光景は素晴らしいです。
観光客が大勢押しかけることにも納得です。

秋の哲学の道
▲秋の哲学の道はパッとしない道。

桜の時期以外で満足できる人はいるのか?

でもそれ以外の季節では特に見所も無い、ただの道になります。
私自身もそうですが、桜の時期以外に哲学の道を訪れた人から「行って良かった」と聞いたことはありません。
満足できる人は哲学の道の名前の由来になっている哲学者の西田幾多郎ファンくらいではないでしょうか?
しかし西田幾多郎の名前を知っている若者なんてほとんどいないでしょう。

5月の哲学の道
▲5月連休中の哲学の道

私にとって片道30分の時間と体力の無駄でした。

地元の人はともかく、わざわざ遠方から京都旅行に来た人にとって哲学の道は不満を感じるのではないでしょうか?
特に見所がある訳でも無いのに、徒歩なら片道30分も時間を奪われるどころか、体力も奪われてしまう。笑
休日という限られた時間の中で、効率良く、京都を楽しみたいのに。
哲学の道のせいで大切な時間と体力を奪われてしまった。。。何が哲学やねん!笑

そう思った人は、きっと私だけではないはずです。
知名度と見所にこれだけ差がある場所は京都には無い気がしました。

なので、
哲学の道に行くなら桜が咲く頃が良いです。

哲学の道の野良猫
▲最近は野良ネコが人気者に。

なぜ哲学の道と名付けられたのか?

哲学の道の名前の由来に大きく関係しているのが哲学者の西田幾多郎です。
西田氏は京都大学の哲学者であり、日本の哲学者の中では大きな功績を残した方。

そんな西田氏は哲学の道を散歩しながら、哲学のことや人生のことを考えることが日課だったそうです。
その頃は哲学の道なんて名前も無い道でしたが、後に住宅開発が行われる際に哲学の道も埋め立てられることになりました。

しかし地元の人から哲学の道の埋め立てに反対の声が上がり、哲学の道を保存しようという活動が行われました。その際に道に名前を付ける動きになり、西田幾多郎氏とゆかりがあることから哲学の道と名付けられたのでした。

熊野若王子神社
▲哲学の道の南端にある熊野若王子神社。

なぜ500本の桜が咲いているのか?

哲学の道沿いには約500本の桜の木が植えられています。
この桜は自然に生えていたのではなく、人工的に植えられた桜です。

桜を植えたのは日本画家として有名な橋本関雪で、哲学の道の北端である銀閣寺前には橋本関雪記念館があります。
橋本関雪は京都を拠点に活動した日本画家で、画家として成功した後に自分を育ててくれた地元京都に何か恩返しをしたいと思い、哲学の道に桜を植えることにしたそうです。
その後も桜を植える人が後に続き、現在では約500本の桜が哲学の道には植えられています。

哲学の道へのアクセス方法

京都駅から哲学の道へは、バスで銀閣寺まで行き、銀閣寺を見終わった後に銀閣寺の参道横にある哲学の道に行くのがおススメです。

逆に南端の南禅寺側から哲学の道に行く場合は、バスで南禅寺行きのバスに乗って南禅寺前で下車後、南禅寺お隣の永観堂の前を過ぎれば哲学の道へ行くことができます。

ただし個人的には銀閣寺側から哲学の道に行くことをおススメします。
銀閣寺の周りには電車の駅だけでなく、他の観光スポットがないので銀閣寺を見終わった後に他の場所に行きづらいです。
逆に南禅寺側は地下鉄の駅もありますし、徒歩で平安神宮にも行くことができ、他の観光名所と組み合わせて巡ることができると思います。