▲蟷螂山
京都祇園祭のカマキリ|蟷螂の斧から生まれた蟷螂山
今回は蟷螂山のカマキリを見てきました。
京都祇園祭の山鉾の中でも人気の蟷螂山。
カマキリが御神体の謎の山です♪
①子供たちに大人気
②おみくじ大行列
③なぜカマキリなのか?笑
▲羽を広げるカマキリ(山鉾巡業)
カマキリの羽と鎌が動くからくり仕掛け
大きなカマキリが鎌と羽を広げる姿が特徴的な蟷螂山(とうろうやま)
山鉾巡業でも子供たちから人気のカマキリさん。
「カマキリだー!」と子供たちが飛び跳ねて喜ぶ姿をよく見ます。笑
蟷螂山のカマキリはからくり仕掛けで動くのも見所。
カマキリがバサッと羽が広げる姿は笑えます。
カマキリも結構リアルな見た目♪
なぜカマキリなのか?と疑問が尽きない魅力があります。
▲カマキリおみくじ
▲くじを運ぶカマキリ
宵山期間限定のカマキリおみくじ大行列
蟷螂山ではカマキリおみくじも人気です。
宵山期間限定のおみくじ。
1回200円♪
子供たちに大人気ですが。
大人にも人気で大行列になります。
暑い中での待ち時間が発生しますので。
大人も子供も熱中症対策は必要です。
▲宵山期間の蟷螂山
なぜカマキリなのか?
蟷螂山のカマキリは中国の故事「蟷螂の斧」に由来がありまして。
弱いクセに自分の力量もわきまえずに強い者に立ち向かうことを意味します。
カマキリを子供の頃に捕まえたことがある人ならわかると思いますが。
カマキリは相手がカラスや犬、人間だろうとも堂々と威嚇してきます。
そして蟷螂山のカマキリはある人物の生き様を反映しています。
南北朝時代に蟷螂山の地域に暮らしていた四条隆資という貴族がモデル。
貴族なのに室町幕府2代目将軍足利義詮に戦を挑み敗れた四条隆資。
彼の姿を称えて蟷螂山のカマキリが誕生しました。
蟷螂山への行き方
四条通から西洞院通を北に曲がると到着です。
(京都駅から四条駅まで乗車時間:約3分 乗車賃:220円 )