京都旅行記

京都笠置寺の磨崖仏|弥生時代から後醍醐天皇まで信仰されるパワースポット

笠置寺の弥勒磨崖仏

京都笠置寺千手窟
▲千手窟

笠置寺の弥勒磨崖仏|古代から続く巨石信仰

今回は笠置寺に行ってきました。

京都府と奈良県の県境にある笠置寺。
巨大な磨崖仏で有名です。

笠置寺

①磨崖仏スゴイ
②巨石信仰の名残
③後醍醐天皇ゆかり
④雲海も有名

笠置寺の弥勒磨崖仏
▲弥勒磨崖仏

弥勒磨崖仏

笠置寺は巨大な磨崖仏で有名です。
磨崖仏とは岩に彫られた仏像のこと。
笠置寺の弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)は残っていないのですが。

残ってないからこそ神秘的。
まるで神様の影のように。
そこに神様(仏)がいたかのような雰囲気。

しばらく弥勒磨崖仏の前で手を合わせてしまいました。

虚空蔵磨崖仏
▲虚空蔵磨崖仏

虚空蔵磨崖仏

弥勒磨崖仏のほぼお隣にも虚空蔵磨崖仏があります。
こちらは巨大な岩に虚空蔵菩薩が彫られています。

一説には空海が刻んだとか。
誰が彫ったのかは不明だそう。

笠置寺の笠置石
▲笠置石

巨石信仰

現在のような神社ができる前の時代では。
大きな石に神様が宿ると考えられていた時代がありました。

笠置寺は弥生時代から信仰されており。
古代の神様の空気を感じることができます。

なぜ山の頂上にこんなに巨大な岩があるのか?
あまりの巨大さに神様の存在を感じざる得ませんでした。

笠置寺の後醍醐天皇行在所
▲後醍醐天皇行在所石碑

後醍醐天皇行在所

笠置寺は南北朝時代において。
後醍醐天皇が立て籠もって鎌倉幕府と戦った舞台でもあります。

結果は敗戦しましたが。
わざわざ笠置山を籠城の場所に選んだのも理解できます。

笠置寺には後醍醐天皇行在所が残っており。
都から離れてこの地で戦いに臨んだ覚悟に触れることができます。

笠置寺の雲海スポット
▲雲海スポット

雲海スポット

笠置寺は雲海が見れるスポットとしても知られています。
笠置寺の住職さんがTwitterで写真をUPされています。

雲海を見るなら朝になりますが。
笠置寺まで行くのは大変なので、いつかチャンスがあれば見たいと思っています。

笠置寺へのアクセス方法

京都駅からJRで加茂駅まで乗り、加茂駅から関西本線で笠置まで。
問題は笠置駅から歩くしかないことです。涙
駅前にはタクシーも待機しておらず、歩いて30分くらいで山頂に到着できます。