▲本能寺跡の石碑(西側)
本能寺の変跡|老人ホームになってた
今回は本能寺の変が起きた跡地に行ってきました。
歴史的な大事件の1つである本能寺の変。
当時の場所は現在は老人ホームとなっています。
①老人ホーム
②石碑があるだけ
③現在の本能寺は秀吉が再建
④信長のお墓は複数有り
▲石碑(北東側)
本能特別養護老人ホーム
本能寺の変は日本の歴史の中でも大事件の1つ。
大河ドラマや小説、マンガ等の多数の作品で描かれてきました。
本能寺の変は京都で発生した歴史的な出来事ですが、
現在その土地には老人ホームが建っています。
「本能特別養護老人ホーム」という名前の立派な老人ホームです。
多くの歴史好きな方々が本能寺の変の跡地を見に行ったと思いますが、
なんだか残念な気持ちになったのではないでしょうか?
私もその1人でして、
もう少し本能寺の変が起きたことを感じる何かがあれば良いのにな。。。
やりきれない気持ちが残りました。笑
石碑があるだけ
本能寺跡には石碑が立っています。
1つは老人ホームの北東の角。
とてもシンプルな石碑になります。
もう1つは老人ホームの西側に大きめな石碑があります。
こちらは春になると桜が咲いて綺麗です。
▲本能寺
現在の本能寺は秀吉が建てたもの
本能寺跡から北東へ徒歩30分ほどの場所に本能寺がありまして、
現在の本能寺は豊臣秀吉が再建しました。
現在の本能寺には信長の三男、織田信孝が建てたお墓もありますので、
信長ファンの方は本能寺に行くほうが達成感を得られるかもしれません。
▲信長墓
信長のお墓は京都には複数存在する
ちなみに織田信長のお墓は本能寺以外にも存在します。
1つは豊臣秀吉が建てた総見院。
総見院は秀吉が信長の葬式を行った場所になりまして、
当時の社会では公式な信長のお墓として人々に認知されたと思われます。
もう1つは阿弥陀寺。
こちらは本能寺の変が起きた日に、
阿弥陀寺の住職が信長の遺体を持ち運び出して埋葬したと伝わるお寺です。
本当の話なの!?と疑ってしまうのですが、
秀吉が阿弥陀寺に対して信長の遺体を渡せと命じた逸話もあるそうです。
阿弥陀寺側は秀吉の命令を拒否し続け、
現在も本能寺の変が起きた6月2日には信長忌が執り行われています。
興味ある方は阿弥陀寺にも是非行ってみて下さい。
本能寺跡へのアクセス方法
四条烏丸から徒歩15分ほどで本能寺跡へ到着できます。
四条烏丸交差点から四条通を西へ進み、
油小路通で北へ曲がりましょう。
そのまま油小路通を北へ進むと本能寺跡の石碑が見えてきますので。
(京都駅から四条駅まで乗車時間:約3分 乗車賃:220円)