京都旅行記

役行者山の護摩焚きが見たい|毎年7月23日午後2時前後に行われる儀式

祇園祭宵山期間の役行者山

京都祇園祭役行者山護摩焚き
▲護摩焚準備

京都祇園祭の役行者山|護摩焚きが見所の1つ

今回は役行者山を見てきました。

役行者山は護摩焚きが見所。
毎年7月23日午後2時頃に行われます。

役行者山

①7月23日護摩焚き
②巡行では法螺貝
③方向転換は1回転

祇園祭役行者山山建て
▲山建て

護摩焚きは7月23日午後2時前後に実施

役行者山は7月23日に行われる護摩焚きが見所の1つ。
午後2時前後に行われることが多いみたいです。
聖護院から派遣された本物の修験者が護摩焚きを行います。

当日は大勢の人で混雑。
さらに煙と灰で周囲が見えなくなったり。
服にもニオイが残ります。

私はコロナ禍の影響で規模を縮小した護摩焚きしか見たことがなく。
本格的な護摩焚きを見ることができたら写真も更新します。


▲方向転換

山鉾巡業では法螺貝と1回転の方向転換

役行者山は山鉾巡業にも修験者(山伏)が参加しており。
法螺貝を吹きながら巡業を行います♪

また交差点では山を1回転させてから方向転換してくれます。
回る度に沿道の観客は拍手と歓声で盛り上がります。

山鉾巡業と言えば鉾の辻回しに注目してしまいますが。
山の方向転換も盛り上がります♪

祇園祭山鉾巡業役行者山
▲河原町御池にて

役行者伝説

役行者山は役行者の逸話を元にした山。
役行者は修験道の開祖として学校の教科書にも登場しました。

役行者が修験道の修業のために葛城山と金峰山に橋を架けることを思いつき。
葛城山の神様や一言主神に橋を作れと指図した逸話があります。

一人の人間である役行者が神様に橋を作らせるほどの不思議な力を持つことを象徴する伝説の1つ。
まだ都が京都になる前の時代の話が京都の祭に登場するほどに、当時では有名な逸話だったことを示しています。

個人的にも奈良の葛城エリアには行ってみたいと思っていたので。
役行者伝説の史跡巡りもしていきます♪

役行者山への行き方

役行者山は室町通と姉小路通交差点で山建てが行われます。
烏丸御池駅から徒歩3分ほど。
(京都駅から烏丸御池駅まで乗車時間:約5分 乗車賃:220円 )