京都旅行記

京都祇園祭の太子山|聖徳太子から知恵のご利益

祇園祭山鉾巡業中の太子山

京都祇園祭の太子山
▲太子山(宵山期間)

祇園祭の太子山|聖徳太子が御神体の山

今回は太子山について。

京都祇園祭の山鉾の1つの太子山。
聖徳太子を御神体とする山です。

太子山

①聖徳太子が主役
②知恵のご利益
③六角堂の由来

祇園祭山鉾巡業中の太子山
▲山鉾巡業中の太子山

太子山の由来|聖徳太子が京都に来た理由

太子山の太子は聖徳太子です。太子山は聖徳太子が大阪の四天王寺を建てるために。
木材を求めて京都にやってきた時の話が由来。

太子山の聖徳太子が斧を持って山の中にいる場面が描かれており。
太子と一緒に大きな杉の木も印象的な太子山。
山鉾では松の木を立てるのが一般的なところ太子山だけ杉の木。

太子が四天王寺の木材を求めて京都に来た話を聞くと。
近くの六角堂の由来も思い出す人もいますよね。

祇園祭山鉾巡業太子山の杉の木
▲杉の木

ご利益は知恵と学問成就

太子山のご利益は知恵と学問成就。
非常に聡明だったと伝わる聖徳太子ならではのご利益です。

ちなみに太子山のお隣にある油天神山は。
学問の神様である菅原道真が御神体なので。
油天神山のご利益も学問成就。

受験生の皆様は油天神山と太子山を一緒に巡るのもオススメです♪

スタバ六角堂店
▲スタバから見える六角堂

六角堂の由来

太子山の由来を聞くと六角堂の由来を連想してしまいます。
六角堂も聖徳太子が四天王寺の木材を探しに京都に来たことが始まり。

木材を探しに京都に来ただけで伝説になる聖徳太子。
学校の教科書だけでは聖徳太子の偉大さはそこまで理解できないけど。
わざわざ祇園祭に太子山を作ってしまうほど?の偉大さは理解できない。

おそらく現代と昔では全く違う伝わり方をしていると思います。
聖徳太子のことを知りたくなる。

太子山への行き方

四条通から油小路通を南へ曲がりましょう。
油天神山を通り過ぎたら太子山に到着です。
(京都駅から四条駅まで乗車時間:約3分 乗車賃:220円 )