京都の歴史修学旅行レポート

平安神宮の歴史を修学旅行レポートとして提出致します。

応天門から大極殿

平安神宮応天門
▲平安神宮応天門

平安神宮の歴史を修学旅行レポートにて。

こんにちは。
今回は平安神宮の歴史について記事にしました。

平安神宮は鮮やかな朱色に彩られた建物や巨大な鳥居が美しいことで知られる神社です。周辺に高層ビルも無く、境内も広くて天気の良い日は青空が気持ちがいいです。
色鮮やかな朱色の建物と真っ青の青空のコントラストが大変美しく、日本人だけでなく海外からの観光客の皆様も境内で記念写真を撮る光景が目立ちます。

平安神宮は名前に「平安」とあることから、平安時代から続く歴史ある神社かと思いきや明治時代に建てられた神社で、京都の神社の中では非常に新しい神社になります。
日本の都が京都の平安京に遷ってきた794年から1100年が経ったことを記念して、1895年に明治神宮は建てられました。
1000年ではなくて1100年を区切りにしたのは何故なのでしょうか?

今回は平安神宮の歴史を修学旅行レポートとして学校の担任の先生に提出するつもりで記事にしてみました。

平安神宮応天門
▲応天門

いつ平安神宮は建てられたのか?

平安神宮は明治時代の1895年に、平安京遷都1100年を記念して建設されました。

1895年に建てられたとしても創建から現在まで約100年の歴史がありますが、京都には794年以前に建てられた創建1000年以上の歴史を持つ神社もあるので、平安神宮は京都にある神社の中では歴史の浅い神社になります。笑
応天門から大極殿
▲応天門から大極殿を眺める。

なぜ建てる必要があったのか?

平安神宮が建てられた明治時代の初めの頃、京都の町は荒れ果てた悲惨な状況でした。
江戸時代末期の幕末の頃から、京都は町中で殺人事件や強盗事件が多発するだけでなく、蛤御門の変による大規模な火災や戊申戦争(ぼしん戦争)の最初の戦いである鳥羽・伏見の戦い(鳥羽・伏見とは京都市内の地名)が市街地で行われたことで多くの民家が火災に巻き込まれる等、江戸から明治へと新しい時代を迎えるために多くの犠牲を伴い荒れ果てた町となっていました。

さらに794年に平安京遷都が実施されてから約1000年もの間、京都は日本の首都として発展してきたのですが、明治時代からは日本の首都は東京に移ることが決定しました。
それに伴い明治天皇も京都から東京へ住まいを移すこととなり、京都で商売を営む人達も今後は京都よりも東京が発展することで儲かるので一緒に東京に移ることを決めました。

そのため残された京都の人達は大きな落胆を感じました。
日本の首都であるという誇りも失われ、尊敬する天皇もいなくなってしまったこと、町を見渡せば幕末の動乱によって家が亡くなった場所や荒れた土地が所々に広がっている。
「京都はもう駄目だ。。。」日本中からそんな声がたくさん聞こえてきたそうです。
平安神宮大鳥居
▲平安神宮の大鳥居

荒れた町から近代都市へ

一方でこのままでは京都は都市として縮小してしまう危機感を持ち、復興を目指す人達がいました。また荒れ果てた京都の町に対して復興を願う声も国民から多くありました。

そして京都の復興を目指す人達の活躍もあり、京都の町は近代都市へと歩み始めます。
お隣の滋賀県から琵琶湖の水を京都まで引っ張る水道を開拓して水力発電所も建設。
日本で初めての路面電車も京都が運行させました。

また内国勧業博覧会と呼ばれる明治政府主催の工業博覧会の誘致に成功し、博覧会の会場に華を添える目的で平安神宮の建設が計画されました。また博覧会の開催年が平安京遷都から1100年の区切りの良い年となることから、それも記念して平安京の正庁だった朝堂院を再現するような建物を造ることが企画されました。

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平安神宮大極殿
▲大極殿

内国博覧会と平安京遷都1100年

内国博覧会は江戸時代から近代国家へと発展を遂げるために、国内の産業発展の奨励と国民に対する啓蒙を目的として実施され、第一回は東京で行われて京都での開催は第四回目。

博覧会開催前までは平安神宮のある土地は田んぼと畑が広がる場所でしたが、最新設備や機械を展示する建物や美術館や動物館などの博覧会のための施設が建設されました。

内国博覧会の誘致と平安神宮遷都1100年のタイミングが重なったことで平安神宮が建設されることになったのです。
平安神宮は平安京の中心建物であり天皇が生活する大内裏を再現することが決まり、平安京の玄関口だった応天門、天皇が暮らしていた朝堂院などが8分の5サイズで再建されました。
平安神宮白虎楼
▲白虎楼

京都復興の象徴として

平安神宮には平安京遷都を行った当時の天皇である桓武天皇が祀られています。平安京遷都1100年を記念して創建されたことから、桓武天皇が祭神として鎮座することなりました。

また平安神宮は京都復興の象徴となる神社とのことから、人生において挑戦や再挑戦する際に参拝するとご利益があると言われています。
幕末の混乱から京都を愛する人達によって見事に復興を果たした京都、その象徴である平安神宮の歴史にあやかって参拝しました。
釣燈楼
▲釣燈楼

新たな産業への期待

最近では京都は日本を代表する観光名所として海外からの観光客が激増しており、千本鳥居で有名な伏見稲荷大社や清水寺を訪れると本当に外国人観光客の多さに驚きます。(^^;)
日本の新たな産業として観光が注目されており、中でも京都は日本の都市の中でも重要です。今後とも京都の発展を期待したいです。

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平安神宮へのアクセス方法

京都駅から平安神宮へはバスで行くのが迷わない方法です。
京都駅前はバスターミナルがありますので、平安神宮行きと書かれたバスに乗車しましょう。
バスターミナルには大きな案内板もありますし、行き先を言えばどのバスに乗ったらよいか教えてくれる案内ガイドさんもいますので迷わないと思います。(京都駅から平安神宮までは乗車時間20分 乗車賃230円)

しかし私個人的には京都のバスは渋滞や満員バスに巻き込まれることも多く、極力バスは使わない派です。(^^;)
私なら京都駅から市営地下鉄に乗り、烏丸御池駅で地下鉄東西線に乗り換えて東山駅で降りて平安神宮に向かいます。
(地下鉄の場合 乗車時間12分 乗車賃260円)
平安神宮の大鳥居
▲平安神宮の大鳥居