▲加茂みたらし茶屋の外観
加茂みたらし茶屋で元祖みたらしだんご
こんにちは。
今回は加茂みたらし茶屋に行ってきました。
下鴨神社の西隣に加茂みたらし茶屋はあります。
お店の名前の通り「みたらし団子」が美味しいお店です。
①みたらし団子発祥の地ってこと知ってる?
②美味しいけど
③コンビニで買えるみたらし団子と比べて美味しい訳じゃない。
▲みたらしだんご
御手洗団子は味よりも由来が大事
もちろん加茂みたらし団子は美味しい。
焼きたてのお餅に、タレたっぷりで艶のある見た目は美味しいに決まってる!
炭火で焼いた焦げ目の香ばしさも最高♪
だけど食べる前に絶対に知っておいて欲しいことがあります。
それは。
みたらし団子が日本で初めて誕生した場所が下鴨神社ということです。
美しい下鴨神社の境内と縄文時代から植生が変わらない糺の森を歩いた後で、みたらし団子誕生のエピソードを知って頂くみたらし団子は美味しいだけでなく、なんだか食べたら良いことありそうな、縁起の良い食べ物に見えてくるのです♪
ちなみに。
みたらし団子と下鴨神社の縁を知らずに食べると、コンビニのみたらし団子のほうが美味しいと思うだけで終わってしまうかもしれない。笑
▲持ち帰りバージョン
現在のみたらし団子が広まるきっかけ
大昔から下鴨神社では「御手洗祭(みたらい祭)」や「葵祭(あおい祭)」と呼ばれるお祭りが行われてきました。
お祭の時には地域の人達から、神様へのお供え物として団子が献上されたそうです。
ある時、神社境内にある御手洗池(みたらしの池)の水泡が団子に見えると誰かが発見すると。笑
さっそく御手洗池の名前を冠した「御手洗団子(みたらし団子)」が誕生したのです。
※諸説あります。
御手洗団子と呼ばれた当初は現在のような甘い味噌ダレや黒砂糖と醤油タレをかけた姿ではなく、シンプルに醤油をつけて焼くスタイルだったとも言われています。
そして時を経て大正時代になって、加茂みたらし茶屋さんが黒砂糖&醤油タレをつけて食べるスタイルを考案し、一気に人気が出て現在のみたらし団子の姿になりました。
※これも諸説あるそうです。笑
▲コンビニでよく売ってるみたらし団子より小粒。
コンビニみたらしだんごのほうが美味しい?
加茂みたらし茶屋のみたらし団子は美味しいけど。
コンビニのみたらし団子も美味しいなぁとも思いました。
コンビニのほうが一粒が大きくて、モチモチ感を圧倒的に感じます♪
タレだってコンビニのほうが甘くて、お餅に合ってる気もします。
でもコンビニのほうは炭火で焼いてないので、香ばしさは無いですね。
正直な感想を言うと。
「コスパ考えたらコンビニやスーパーで売ってるのが美味しくね?」
「コンビニのが美味しい」
だから下鴨神社との縁や歴史を知ることが大事。
ここでしか感じることのできない体験が大事。
私はそう思う!
加茂みたらし茶屋への行き方
加茂みたらし茶屋は下鴨神社境内から西参道を抜けた先にお店があります。
なので先に下鴨神社を見てから、本殿の西側にある西参道から境内の外に出ると、「加茂みたらし茶屋」と書かれた暖簾を見つけることができます。