▲かざりやのあぶり餅
あぶり餅の食べ比べ。結果はかざりやの勝利。
こんにちは。
今回はあぶり餅の食べ比べ記事です。
京都の今宮神社(いまみや神社)の門前に、2軒の有名なあぶり餅屋さんがあります。
北側は「一文字屋和助(いちもんじや わすけ)」。
南側は「かざりや」という名前。
お店の見た目はほとんど同じ。どちらも「あぶり餅」しか売っていません。
お店の前を通ると「いらっしゃいませ~」と両方のお店から元気の良い声が響き渡る。
どっちのお店にしようか決めたいけど。
特に違いは見当たらない。(^^;)
もしも誰かにどっちがオススメか決めて欲しいなら、とりあえず「かざりや」へ行こう。
それが私の結論。

▲かざりやの店構え
私がかざりやをオススメする理由
はっきり言って。どっちも食べてみたけど、特に違いはないと思いました。笑
それでもどっちが美味しいか選べと言われたら。
「私はかざりや派です!」
かざりやのほうが美味しいと思いました。
かざりやのあぶり餅のほうが。
お餅が柔らかくて。
お餅が伸び~る。
お餅の焦げも少ない。
一粒のお餅が大きい。
と私が食べた時は感じました。
▲一文字屋和助のあぶり餅
一文字屋和助を選ばない理由
逆に言えば。
一文字屋和助のほうは。
お餅が固め。
お餅が焦げすぎ。
かざりやと比べてお餅が小さい。
たまたまかもしれないけど、焦げ目が多い分、苦さがありました。
▲一文字屋和助の店構え
ほとんど味の違いわからん
でも。
はっきり言って。どっちでも良いです。(^^;)
例えばかざりやが満席で、一文字屋和助が空いていたら躊躇なく行きます。
「かざりや行きたかったのに~(>_<)」とか思わないです。
かざりやの席が空くまで待つなんてことも絶対にしないです。
私にとってはその程度です。
むしろ違いなんて無いと言い切っても言いと思う。
▲左側がかざりや。右側が一文字屋和助。
歴史を考えたら一文字屋和助にすべき。
あぶり餅の味を重視するなら、私はかざりやに決めます。
でも歴史や由緒、正統性を大事にするなら一文字屋和助にすべきです。
というのも。
一文字屋和助は西暦1000年にお店を始めて以来、約1000年以上も営業しています。
創業者である初代のあぶり餅を食べた人の病気が治ったことをきっかけに、当時の京都の人々の間で食べると病気が治るお餅として有名になったそうです。
そこから千年です。その出来事をきっかけに一文字屋和助は現在まで続くお店になった。
現在でもあぶり餅を食べると、その1年は病気にならない縁起ものとして地元の人達に親しまれています。
▲かざりや
かざりやだって江戸時代から続くお店
ちなみにかざりやだって歴史の長いお店なんです。
千年よりは短いですが、かざりやは江戸時代から続くお店。
創業400年以上の老舗です。
江戸時代に一文字屋和助から暖簾分けされました。
どっちも歴史は十分すぎるほど長いですが、本店は一文字屋和助です。
一文字屋和助のあぶり餅には歴史があります。
あぶり餅を食べると、その1年は病気にならない縁起もの。
一文字屋和助とかざりやの味がほとんど変わらないなら、正統で、由緒ある一文字屋和助のあぶり餅を食べるのも良し。
私も一文字屋和助を先に頂きました。
一文字屋和助やかざりやへのアクセス方法
一文字屋和助とかざりやは今宮神社前にあります。
京都駅から今宮神社へ行くには地下鉄とバスを利用します。
京都駅から地下鉄で北大路駅に行き、そこからバスに乗って船岡山駅で下車後に徒歩7分。(京都駅から北大路まで乗車時間:15分 乗車賃:260円 北大路駅からバスで船岡山まで乗車時間:7分 乗車賃:230円)
