▲看板猫えきちゃん
河井寛次郎記念館|看板猫えきちゃんと民藝世界
今回は河井寛次郎記念館に行ってきました。
陶芸家の河井寛次郎氏が生前に暮らしていた工房兼自宅。
建物内には当時のままの家具や作品が展示してあります。
①猫館長えきちゃん♪
②とても落ち着ける空間
③民藝の世界観に浸かる◎
▲外観
▲挨拶後は爆睡
猫館長えきちゃんのお出迎え
河井寛次郎記念館の看板猫「えきちゃん」
えきちゃんが記念館内でリラックスしてる姿は笑みがこぼれます♪
私は「えきちゃん」のことを知らずに訪れたので。
普通に館内に猫がいたので最初はビックリしました。笑
えきちゃんは私と目が合うと挨拶代わりに体をスリスリ。
その後は座布団の上でぐっすり眠ってました。
えきちゃんは河井寛次郎記念館の看板猫。
私が勝手に猫館長と呼んでるだけです。
本当の館長は河井寛次郎氏のお孫さんになります。
▲囲炉裏
▲吹き抜けで開放感◎
民藝運動はじまりの地
河井寛次郎記念館は数多くの民藝作品に触れることができます。
私のように民藝の知識が無い方でも「民藝ってこんな感じかな」と。
雰囲気でなんとなく理解できると思います♪
侘び寂びの世界とは違いまして。
奇抜な色やデザインの作品もあるんですけど。
どこかクスッと笑みがこぼれるような。
温かみのある世界観が広がっています♪
陶芸作品は力強い作品、繊細な美しい作品など幅広く。
見る人のセンスを刺激する楽しさがあります。
また建物内の家具や雰囲気も素敵です。
▲陶芸作品も数多く展示
▲登り窯
京都の街に脈々と受け継がれる民藝世界
京都では民藝風の雰囲気漂うお店がいくつかあります。
私が行ったことのあるお店では祇園にある和菓子屋さん「鍵善良房」さんや鰻料理の「松乃鰻寮」さんの店内の雰囲気も民藝調です。
民藝と言えども、河井寛次郎記念館とは少し違う雰囲気で素敵です♪
鍵善良房や松乃鰻寮さんも記念館レベルのクオリティですが。
和菓子屋や飲食店として営業しており、生活の中で民藝の世界に触れることができます。
記念館と言えば過去のものとなりがちですが。
京都では街の中に河井寛次郎の世界観が今も広がっています♪
▲楽在其中掛け軸
現代人にも刺さる河井寛次郎の生き方
河井寛次郎記念館の一部屋に掛けてある掛け軸「楽在其中」が印象的でした。
この言葉の本当の意味は知りません。
私は「好きなことで生きていく」と同意と勝手に解釈しました。笑
好きなことだからこそ追究、熱中、夢中になれる。
昨今のYouTuberのように、子供たちや会社員が憧れる価値観。
(おそらく私の解釈は間違っています。笑)
この掛け軸を見たのが最後だったので余計に心に刺さりました。
館内を巡るにつれて「こんな生き方できたら最高だなぁ」と憧れを抱いたところに。
「楽在其中」のメッセージ
河井寛次郎氏のことは知りませんでしたが。
自分の才能、センスを信じて。
自分の理想とする「美」を追求、形にしてきた姿を作品から感じました。
作品や家具に触れて河井寛次郎氏の魅力に引き込まれた最後の部屋で。
「楽在其中」の掛け軸を見て納得しました。笑
(完全に私の勝手な解釈であり、間違っています。笑)
河井寛次郎記念館への行き方
京阪五条駅から徒歩15分ほど。
五条通を東へ、清水寺方面に進み。
東山五条交差点の一つ手前の道を南へ曲がれば記念館前に到着です。
(京都駅からJR東福寺駅まで行き、京阪電車に乗り換えて清水五条駅で降りましょう。
乗車賃290円:乗車時間:15分)